どこで道を間違えたのかな?
と、君は言った。
いたるところでだよ
と、僕は答えた。
どこで道を外れてしまったのかな?
と、僕は言った。
もしかしたら最初からかもしれない
と、君は答えた。
どこへ向かえばいいの?
と、君は聞いた。
このまま進むしかないよ
と、僕は両手を広げておどけてみせた。
どこへ向かえばいいのかな?
と、僕は聞いた。
後戻り出来るわけもないんだから
と、君は涙を拭いてみせた。
容赦なく降りそそぐ憂鬱に
翻弄される悩み多き世代
確かなことが一つだけある
雨粒のように墜ちて来る
無数の弾丸にさらされながらも
僕らはまだ生きている
僕らはまだ生きようとしてる
・・・ささやかな幸せのために。