時代は変わると・・・ボブディランは歌った。
東芝EMIとの契約の話が立ち消えたアニーズガーデンは失意の中、ホームであるライブハウスを渋谷デセオ、原宿ルイードから大宮ハーツに移した。年末に行うワンマンライブが、どなん風に始まったのかは・・・もう覚えていない。ただ・・・「なんでこんな忙しい時期に・・・」と、メンバー、ファン共々ぼやきながら毎年毎年繰り返して来たことは、良く覚えている。
TRASH BOX JAMはアニーズガーデンの宣伝のために生まれたユニット。路上でアニーズガーデンのビラを配るために毎週末歌った。
アニーズガーデン解散後、ボーカル・みほ以外のメンバーが残り、そのままTRASH BOX JAM THE BANDとなった。そして、場所を写した西川口ハーツで、年末ワンマンを引き継いだ。
アニーズガーデンの活動が終わってから早四年・・・五年・・・か。アニーズガーデンを知る人も少なくなった今も尚、トラッシュのメンバーがアニーを、アニーの曲を大切にする理由・・・それは、そこが原点だからなのである。
12.29、トラッシュボックスジャム・ワンマン「マハリクマハリタナイト7」。
第一部は全曲アニーズガーデンの曲を演奏した。メンバー三人、各々2曲ずつ、アニーの隠れた名曲をセレクトした。もう忘れていた曲も、そこにはあった。「イバラの森」「ずっとずっと」「月」「小さな花」「遠い空」「虹」「果てしなく続く日々」「FORBIDDEN」。アニーに注いだ情熱が、曲たちの中に流れていた。そんなものを感じながら歌った。みほが作った歌詞、曲・・・初めて歌った曲もあった。みほが持っていた世界観を存分に感じながら歌った。
トークショーさながら、アニーズガーデンの想い出話を交えながら・・・一時間と少し。あっという間に第一部は終了。20分の休憩を挟んで、第二部へ。
ワンマンの選曲というのは、いつも削っていく作業になる。持ち歌をずらりと並べ、後はただ演奏可能な曲数に至るまでひたすら削っていく。残るのはベストヒット・・・というわけだ。それをいい感じの曲順にするのにまた一苦労。
今回はしっしーが叩き台となるセットリストを作ってくれた。そしてそれを三人で見事なまでにぶち壊して、本番のセットリストに仕上げた。バンドによるアップテンポからスローテンポへ。アコースティックを挟み、再びバンドのスローからアップへ。そう、テーマは一本の曲線。上から下へ、そして下から上へ。
最後のリハは本番の三日前。セットリストが出来上がったところで、スペシャルゲストを呼ぶ案が浮上した。まずはハニーエンジェルのmayuである。メールで伺いを立てる。そして、でらべっぴんのやよいである。電話で伺いを立てる。両者共、快諾。これで長丁場のセットリストにスパイスが加わる。
第二部、三時間弱。これでもかっていうほどの曲を演奏した。ぶっつけに近いゲスト二人も、完璧に役をこなしてくれた。時間が進むに連れ増えた観客。炎のような勢いでステージ場を暴れ回った、スーパーバイザーMK。
何が欠けても成し得ないもの、瞬間、時間、空間。・・・このままずっと歌っていたいと想った。声がなくなっても、パクパクと口を動かしながら、叫び続けていたいと想った。トラッシュボックスジャムは幸せな存在だと、心から想った。もっとたくさんの人に唄が届くといいのに・・・と、いつも想い続けている僕ではあるのだが、今夜は、これで十分だと・・・心から、そう想った。
みんな泣いていたな。たくさんの人が泣いていたな。なんで泣いているのか・・・よく分からなかったけど・・・それがトラッシュの音楽だと・・・そんな風に想った。笑顔と涙が良く似合う。そんな音楽だと・・・そんな風に想った。
忙しい年末に、駆けつけてくれたみんな、どうもありがとう。夜通し準備してくれたスタッフのみんな、どうもありがとう。急な誘いを快く引き受けてくれたゲストのmayuとやよい、どうもありがとう。個人的な事情により迷惑をかけまくったのに、文句一つ言わずに仕事をこなしてくれたマコとシッシー、どうもありがとう。
そして、ハーツというライブハウス。いつも長丁場の自己満足的要素満載のワンマンライブを陰で支えまくってくれるハーツというハコ、そのスタッフのみなさん、どうもありがとう。今年もやれて良かった。
時代は変わると・・・ボブディランは歌った。が、その中で変わらないものもある。変わり往きながらも、そこに在り続けるものもある。・・・実際、書いてしまったが、ボブディランはまったく関係ない。深い意味はない。書き出しがカッコいいかなと想っただけ。つじつまを合わせるつもりはない。
以下、セットリストなのである。
17:00
イバラの森
ずっとずっと
月
小さな花
遠い空
虹
果てしなく続く日々
フォービドゥン
18:30
~band~
UNDER THE FLAG OF JACK
SWEET DAYS
HELLO GOOD-BYE
キリキリバランス
ジュピター
ミルクティ
あいのうた
CRY BIRD
~acoustic~
mako~恋人
shissy~ジュエル
mayu~リトルムーンドロップ
月のお姫様
ジュジュ
あっ、満天の星空だ
~band~
羽根
太陽の季節
愛よりも愛な恋の詩
サマンサ ~やよい
金色の翼
GOODTIMES, BADTIMES
クイーンオブランブルフィッシュ
3グラムの奇跡
JUKEBOX STAR
スマイル
卒業
~encore~
メッセージ
OK, See you soon.
東芝EMIとの契約の話が立ち消えたアニーズガーデンは失意の中、ホームであるライブハウスを渋谷デセオ、原宿ルイードから大宮ハーツに移した。年末に行うワンマンライブが、どなん風に始まったのかは・・・もう覚えていない。ただ・・・「なんでこんな忙しい時期に・・・」と、メンバー、ファン共々ぼやきながら毎年毎年繰り返して来たことは、良く覚えている。
TRASH BOX JAMはアニーズガーデンの宣伝のために生まれたユニット。路上でアニーズガーデンのビラを配るために毎週末歌った。
アニーズガーデン解散後、ボーカル・みほ以外のメンバーが残り、そのままTRASH BOX JAM THE BANDとなった。そして、場所を写した西川口ハーツで、年末ワンマンを引き継いだ。
アニーズガーデンの活動が終わってから早四年・・・五年・・・か。アニーズガーデンを知る人も少なくなった今も尚、トラッシュのメンバーがアニーを、アニーの曲を大切にする理由・・・それは、そこが原点だからなのである。
12.29、トラッシュボックスジャム・ワンマン「マハリクマハリタナイト7」。
第一部は全曲アニーズガーデンの曲を演奏した。メンバー三人、各々2曲ずつ、アニーの隠れた名曲をセレクトした。もう忘れていた曲も、そこにはあった。「イバラの森」「ずっとずっと」「月」「小さな花」「遠い空」「虹」「果てしなく続く日々」「FORBIDDEN」。アニーに注いだ情熱が、曲たちの中に流れていた。そんなものを感じながら歌った。みほが作った歌詞、曲・・・初めて歌った曲もあった。みほが持っていた世界観を存分に感じながら歌った。
トークショーさながら、アニーズガーデンの想い出話を交えながら・・・一時間と少し。あっという間に第一部は終了。20分の休憩を挟んで、第二部へ。
ワンマンの選曲というのは、いつも削っていく作業になる。持ち歌をずらりと並べ、後はただ演奏可能な曲数に至るまでひたすら削っていく。残るのはベストヒット・・・というわけだ。それをいい感じの曲順にするのにまた一苦労。
今回はしっしーが叩き台となるセットリストを作ってくれた。そしてそれを三人で見事なまでにぶち壊して、本番のセットリストに仕上げた。バンドによるアップテンポからスローテンポへ。アコースティックを挟み、再びバンドのスローからアップへ。そう、テーマは一本の曲線。上から下へ、そして下から上へ。
最後のリハは本番の三日前。セットリストが出来上がったところで、スペシャルゲストを呼ぶ案が浮上した。まずはハニーエンジェルのmayuである。メールで伺いを立てる。そして、でらべっぴんのやよいである。電話で伺いを立てる。両者共、快諾。これで長丁場のセットリストにスパイスが加わる。
第二部、三時間弱。これでもかっていうほどの曲を演奏した。ぶっつけに近いゲスト二人も、完璧に役をこなしてくれた。時間が進むに連れ増えた観客。炎のような勢いでステージ場を暴れ回った、スーパーバイザーMK。
何が欠けても成し得ないもの、瞬間、時間、空間。・・・このままずっと歌っていたいと想った。声がなくなっても、パクパクと口を動かしながら、叫び続けていたいと想った。トラッシュボックスジャムは幸せな存在だと、心から想った。もっとたくさんの人に唄が届くといいのに・・・と、いつも想い続けている僕ではあるのだが、今夜は、これで十分だと・・・心から、そう想った。
みんな泣いていたな。たくさんの人が泣いていたな。なんで泣いているのか・・・よく分からなかったけど・・・それがトラッシュの音楽だと・・・そんな風に想った。笑顔と涙が良く似合う。そんな音楽だと・・・そんな風に想った。
忙しい年末に、駆けつけてくれたみんな、どうもありがとう。夜通し準備してくれたスタッフのみんな、どうもありがとう。急な誘いを快く引き受けてくれたゲストのmayuとやよい、どうもありがとう。個人的な事情により迷惑をかけまくったのに、文句一つ言わずに仕事をこなしてくれたマコとシッシー、どうもありがとう。
そして、ハーツというライブハウス。いつも長丁場の自己満足的要素満載のワンマンライブを陰で支えまくってくれるハーツというハコ、そのスタッフのみなさん、どうもありがとう。今年もやれて良かった。
時代は変わると・・・ボブディランは歌った。が、その中で変わらないものもある。変わり往きながらも、そこに在り続けるものもある。・・・実際、書いてしまったが、ボブディランはまったく関係ない。深い意味はない。書き出しがカッコいいかなと想っただけ。つじつまを合わせるつもりはない。
以下、セットリストなのである。
17:00
イバラの森
ずっとずっと
月
小さな花
遠い空
虹
果てしなく続く日々
フォービドゥン
18:30
~band~
UNDER THE FLAG OF JACK
SWEET DAYS
HELLO GOOD-BYE
キリキリバランス
ジュピター
ミルクティ
あいのうた
CRY BIRD
~acoustic~
mako~恋人
shissy~ジュエル
mayu~リトルムーンドロップ
月のお姫様
ジュジュ
あっ、満天の星空だ
~band~
羽根
太陽の季節
愛よりも愛な恋の詩
サマンサ ~やよい
金色の翼
GOODTIMES, BADTIMES
クイーンオブランブルフィッシュ
3グラムの奇跡
JUKEBOX STAR
スマイル
卒業
~encore~
メッセージ
OK, See you soon.