ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

そこに希望はあるのかい?

2015-11-04 20:14:20 | Weblog
手術から一週間。

とりあえず、右腕を90度より上にあげないこと。

これは至上命令。絶対に守らなければならない。

では、他のことはどうか?

ということが、問題なのである。

例えば、僕の耕運機は重い。30キロある。
その耕運機をジムニーちゃんの荷台に持ち上げて載せるってのら、やっちゃいけないことなのか?ってのは聞いていない。

手術から一週間。切ったところはくっついたのかなぁ?切り開かれた中の肉はくっついたのかなぁ?

やっちゃいけないと言われていないから、とりあえずやってみた。

出来るだけ肩に負担が掛からないように、30キロの耕運機を持ち上げる。
でもあれだ、30キロという重さは、僕にとっては持つことで精一杯の重さなわけで、肩をかばうとか、そういう気の利いたことをしようにも、はっきり言って、出来ない。

すげぇ痛いの。肩がめっちゃ痛いの。うずくまったね。ほんと。

まぁ、うずくまりながらも、なんとか車に載せたわけなんだけど、車に載せたってことは畑へ運ぶわけで、畑へ運んだら畑で降ろすわけで、畑で降ろしたらまた積まねばならないわけで、積んだら家で降ろさなきゃいけないわけで・・・。

まずい・・・パンドラの箱を開けてしまったような気分だ・・・。パンドラのマメトラ。ププ。


耕運機って、意外と、変なところに力が入る。特に、旋回する時など。

右腕が横に引っ張られる。「いかん!この動きはいかん!」てな具合。
ダメらしき動きは、痛みが走る前に分かる。骨が軋む前兆のようなものを感じる。
がしかし、耕運機は止まらない。「それはアカーン!」という叫びとともに、耕運機は進んでいくのである。

なんでかと。なんで耕運機なんてやるのかと、危険を冒してまで。

それはね、タマネギの植え付けの時期が、ジャストナウ、今だからだよ。

このまま、痛いだなんだ言っている間に、植え付けの時期が過ぎてしまったら、1000本の苗はどうなってしまうのか?

そんなこんなでね、再び耕運機を積んで帰ってきたのだけれど、車からは降ろしていない。
なぜなら、「もう限界です」。

来週のレントゲン診察で、異常が見つかったとしたら、それは絶対、耕運機のせいだと、僕は思います。