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長野県飯山市、ゲストハウス一里塚の話である。
コデラーマン御推薦の二大変人。一里塚の主人としんぐくんである。
一里塚の主人、神田さんという。
変人と言うが、変人と変態は違う。変人は変態ではない。変人はあくまでも変人である。
神田さんは変人かというと・・・間違いなく変人である。旅の話などを聞いていると、随所に「変態」な部分もあるようだが、それを書くのは面倒なので、今回は割愛。
変人は面白い。面白いのが変人だと、僕は思う。
だから僕はいつも、変人を探している。変人の人生は面白い。変人の人生こそ、生きた参考書みたいなものなのである。
とりあえず、一里塚にいる間中、僕は色々なことを神田さんに聞いた。聞きまくった。なぜなら、変人の人生は参考書だからである。
神田さんはその一つ一つにキチンと答えてくれる。誠実な変人である。
神田さんという人、恐ろしく面倒見がいい。
特に、コデラーマンに対する面倒見となると、怖いくらいだ。
一里塚の中二階には、コデラーマンの占有部屋まで用意されているのには驚いた。築150年の古民家の手付かずの部分。蚕部屋だった屋根裏へと続く昭和30年代のポスターがズラリと貼られた小部屋。
この部屋をコデラーマン自身が住める状態に改築すれば、ここはコデラーマンの居候部屋になる。
まぁ、それはいいとして。
よくよく考えると、僕が愛する変人たちは、もれなく面倒見がいい気がする。
さて、変人のしんぐくんはどうだろう?面倒見がいいのか?
コデラーマンと八日間過ごして、いよいよお別れの時となった。
「遊んでくれてありがとう!」とはしゃぐコデラーマンに僕が言った言葉は・・・
「あぁぁぁ!やっとわがままコデラーマンから解放される!やったぁ!」だった。
いやぁ、全然面倒見が良くないじゃないか・・・しんぐくん。