オオホリジージネタをもう一つ。
オオホリジージが言う。
「にーちゃん、カインズホームあるだろ?」
ある。
「カインズホームから出る時に、うちらは右に行くだろ?」
うん、行く。
「左側に信号があって、みんなそっちから来るだろ?」
うん、来る。
「あれな、どっちの車が優先なんだ?」
ん?
どういう意味だ?
「だから、うちらが右に行くだろ?向こうは左から来て、うちらがいる方へ曲がって来るだろ?ああいう丁字路はどっちの車が優先なんだ?」
ん?何を言ってるのかな?キミは?
ジージ、カインズホームの駐車場は道じゃないんだよ。つまり、そこは丁字路ではない。駐車場から一般道へ出るんだから、こっちが優先のわけないだろ?
「でもよ、こっちが先に行った方が向こうが駐車場へ入りやすいだろ?」
そういう問題ではない。それはあくまでも、向こうが「お先にどうぞ」と行った場合の話であって、「こっちが優先じゃあ!」と出て行けば、確実にぶつかるぞ。って言う話だよ?
何を言っているんだキミは?
オオホリジージは、78歳くらい。たぶん。
日本中で高齢化が進んでいる。
嵐山町の高齢化もハンパではない。
白線のない道、結構広い道、道の真ん中どころか、右側寄りを走る車なんぞはザラにいる。ぶつかるぅ!と何度も思う。すまし顔で運転をするおばあちゃん・・・の顔を、すれ違いざまに見る。全然ビビってない。すげえなぁ、と思う。
車がなければ生きていけない。きっと生きていけないわけなどないが、生きていけないと思っていると思う。なぜなら不便だから。バスはないし、スーパーマーケットは潰れるし。役場は山の上にあるし。駅も坂の上だし。
80歳だって、運転する。
田舎だから人が少ないのが幸いだと?
そう言えなくもない。
がしかし、人が少ないので、みんなスピードを出す。平気で100キロくらい出す。
80歳の100キロは怖いよ。
100キロの右側通行は・・・想像を絶するくらい怖い。
さて、5年後の世界を想像してみよう。
今、ギリギリ運転している世代が運転免許を、こぞって返納する頃だ。
タクシー初乗り無料券などが町から配布されるらしい。そういうのを使って買い物へ行ったりするらしい。
がしかし、がしかし、がしかし、嵐山町にはタクシーが4台くらいしかない。もちろん、駅のロータリーに一台のタクシーもいない時なんてザラである。
さて、どうなるんだろう?5年後の世界。
どうするんだろう?町政は。
スーパーマーケットが潰れても、バスが廃止されても、遠くのスーパーへ車で行けばいいと言っていたギリギリ運転世代。その時になって初めて文句を言い始めるんだろうか?
実に、興味深い。興味深いのであります。