ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

いくぜ!相棒!そのよん。

2020-07-03 02:44:00 | Weblog


あぁ、どうしてもっと早くやらなかったんだ。思うこと千回。

車検場へやって来た。時間より早くやって来た。余裕を持って臨むのである。

実は二年前にここへ来ている。なのに昨日は間違えた。
見たことのない建物を見て、「へぇ、全部建てかえたのかなぁ?」とか思っていた。へへへ。

書類を書いた。簡単である。
重量税と自賠責保険代を支払う。簡単である。
受付は終了した。いざ。今度こそいざ、なのである。

早く着いて、早く書類が書けて、早く受付を済ませたので、三番目に並んだ。
第4ラウンドはまだ始まらない。バイクを停めて待つ。
周りはバイク屋さんのツナギ作業着を着た人たちばかりである。

暇なのでちょっと話しかけてみる。

行田と羽生のバイク屋さんに話を聞いたのだが、バイク屋さんに車検に出すと六万円か七万円もかかるらしい。

うそだろ!と思った。四万円くらいだと思っていた。バイクの車検に七万円・・・二年に1回七万円。払えませんよ。

光軸を自分で調整してきた話をしたら、バイク屋さんは笑っていたよ。

光軸で落ちたら、すぐにテスター屋へ駆け込んで、光軸調整してもらってもう一回並びます。だってテスター屋に払う二千円が惜しいから。と言ったら、バイク屋さんは笑っていたよ。

さて、順番がやって来た。

ウィンカー、ブレーキランプ、ホーンをププー。

前に進んで、スピードメーターチェック。掲示板にマルの表示が出る。
フロントブレーキのチェック。マルが出る。リアブレーキのチェック。マルが出る。

またまた前に進んで、いよいよ光軸のチェック。
ハイビームにしたところへ、光軸チェックマシーンが被さってくる。

どえなんだ!マルが出るのか!出ないのか!

マル!マル!マル!出ました!マル!

合格でーす。

ほんとですか?合格ですか?合格なんですか?ありがとうございまーす。声も昂る。

受付へ戻って、新しい車検証とナンバープレートに貼り付けるステッカーを受け取る。

帰りの準備をしていると、バイク屋さんのにーさんがやって来た。

「よかったですね!俺の方が光軸引っかかっちゃって不合格でしたよ!あはは」と笑っていた。

テスター屋にお金を払ってみてもらっても、落ちることがあるのか・・・勉強になるなぁ。勉強になり過ぎる。

帰り道・・・ルンルンである。

お気に入りのジェラート屋へ寄ったりする。

お気に入りのジェラート屋のおじさんに言ったりする。「いやぁ、バイクのユーザー車検に行って来ましたよ」とか。

いやぁ、やってみると、意外と簡単だったなぁ。もっと早く行けばよかったなぁ。

かかった費用は一万五千円くらい。
バイク屋さんに頼んでいたら七万円かかったとして・・・テスター屋で光軸調整をしてもらったら二千円かかったとして・・・五万七千円も得をしちゃったなぁ。やるなぁ、おれ。

シャドウちゃんと旅に出たいなぁ。キャンプ道具をどかっと載せて、旅に出たいなぁ。いい季節だなぁ。旅をするにはいい季節だ。

車検が終わってスッキリしたなぁ。
面倒なことは早く終わらないとなぁ。
なんでいつもギリギリなのかなぁ。

みんな元気かなぁ?

僕は元気だよ。

おわり。

いくぜ!相棒!そのさん。

2020-07-03 02:14:00 | Weblog
あぁ、車検に行かなくちゃなぁ。バイクに乗れなくなっちゃうなぁ。あぁ、早く行かなくちゃなぁ。車検、通るかなぁ?光軸、大丈夫かなぁ?落ちたら嫌だなぁ。早く行かなくちゃなぁ。

そんなことを思いながら月日は過ぎていく。

車検の残り、あと二日。

二日しかない。のか、二日もあるのか。

車検の予約サイトを見ると、結構空きがある。今日も明日も明後日も空いている。明後日はもう車検切れ。今日か明日しかない。もしまバイクに不具合が見つかって修理しないと車検に通らないなんてことになったら、車検切れ。

あぁ!なんてこった!

突然のやる気。追い詰められた時のやる気。俄然のやる気。

もう行くっきゃない!

インターネットで予約を入れた。
ナビに場所を入れた。
書類とか筆記用具とかハンコとかをカバンに入れた。

さぁ!いくぞ!

いくぜ!相棒!

ぶーん!ぶーん!ぶぶぶーん!

車検場に着いた。

喫煙所があったので、タバコを一服。

いざ。

入口のドアをくぐり、総合受付へ。

ユーザー車検の書類をもらう。

まずは書類に書き込む。不備があったらいけないので、慎重に。

事前にインターネットで調べておいたサイトを出して、書き方を追いながら・・・。

なんかちょっと違うな。

書き損じがあったら面倒なのでね、こういう時は聞くのが一番手っ取り早い。

受付のお姉さんに書類とか車検証を見せて聞く。

すると、お姉さんが何かおかしなことを言っている。
なんか、ここじゃありませんよとかいっている。
だから、ここには何を書くのかって聞いているのに、ここじゃありませんよとか言っている。

なんか、バイクはここじゃありませんよとか言っている。

しまいには、プリントされた地図を僕に手渡しながら、おまえはこっちへ行くんだよとか言っている。

自動車検査なんちゃらへ行かなきゃいけなかったのに、軽自動車検査なんちゃらへ来てしまっていたらしい。

うへぇ!うそだろ!

さぁ、とりあえず帰ろう。バカはお家へ帰ろう。なんてこった。予約する場所も来る場所も間違えるなんて。

そもそも、なんで分かれてるんだ?
100歩譲って、二つに分かれていたとしても、バイクは軽自動車扱いにすればいいじゃないか。なんでバイクが普通自動車と同じ場所なんだ?

そんなことを思ってみても始まらない。

あらためて、車検の予約サイト、今度は正しい予約サイトの空きを調べる。

結構混んでいる。

空いているのは、明日の4ラウンド目のみ。4 というのは1日の最後のラウンド。

車検切れまであと1日。

つづく。

いくぜ!相棒!そのに。

2020-07-03 01:54:00 | Weblog
2週間くらい前に、バイクで出かけた。ガソリンスタンドに寄って、タイヤの空気圧を見てから行こうと思い、寄った。空気圧を見た。空気を足した。さぁ、出かけるぞ!と思ったら、エンジンがかからなかった。

なんてこった。バッテリーがあがってしまった。

考えてみると、最近、バイクに乗っていない。砂埃や花粉や落ち葉をかぶったバイクを洗うことは数度あったが、バイクで出かけていない。だから、バッテリーが死んでしまった。

それならば、家でエンジンをかけた時にかからないで欲しい。最後のひと足掻きでエンジンをかけて、そして死んでしまった。

車検に備えて、バッテリーを注文した。車検が近いので「お急ぎ便」で。
届いたバッテリーは数日放置した。せっかくお急ぎ便で頼んだのに・・・。だって、なんでも後回しの人だから。

車検で一番問題になるのは、ヘッドライトの光軸。これ、間違いない。
バイク屋さんはバイクを整備して車検場に持っていくわけなのだけど、車検場に行く前に隣のテスター屋で光軸だけは見てもらう。なぜならば、光軸で不合格になることが多いからだそうだ。

僕は思う。やっぱり光軸だけはテスター屋に見てもらわないとだよなぁ。まあなぁ。

そして僕は思う。光軸を見てもらうだけで二千円も取られるのは嫌だなぁ。そもそも、なんなの光軸ってさ。

ググってみる。光軸の調整方法。

出来るんじゃない?自分で。

すごく難しい計算式の元、光軸のズレを直す方法・・・なんてものは採用しない。
すごく簡単な、アバウトな、アバウト過ぎる方法・・・を選んでみた。

平らな場所と、壁が必要だ。

どこかな?

ドラッグストアの屋上の駐車場なんてどうだろう?

黒いガムテープと5メートルのメジャーを持って、バイクに乗って。

白い壁に出来るだけ近づく。ライトはハイビーム。ライトが当たる壁の一番明るい場所にガムテープで印を付ける。
ズリズリズリとバイクを後方へ下げていく。5メートル下げる。
ライトの一番明るい場所が、黒いガムテープとズレていなければ、光軸はそんなにはズレていないということだそうだ。

うーん・・・一番明るいところってどこだろうか?
5メートルも離れると、明るいところがボンヤリとしてしまって、よくわからない。

なんとなくね。なんとなく上に少しズレているような気がしないでもないような。
ヘッドライトを両手でグイッと下に押してみる。少しだけ下がる。たぶん0.2ミリくらい。

だいたいいいんじゃないかな?こんなもんだろ?

よし、準備は整った。車検へ出かけよう!

これが一週間くらい前の出来事。

つづく。