モエレ沼公園がつまらなかったか?と聞かれたら、ノーと答える。
実は、面白かった。
モエレ山には登らなかった。
何が面白かったか?
イサム・ノグチという人が面白かった。
イサム・ノグチは、このモエレ沼公園の設計をした人。
設計をして、すぐに亡くなってしまったらしいが、この公園の中にあるものはすべて、イサム・ノグチによるものだそうだ。
イサム・ノグチミュージアムみたいなのがあって・・・何があるってわけじゃなくてビックリしたのだけれど、何もなくてビックリしたのだけれど。
イサム・ノグチの人となりを知ってから、色々なものを見ると、見え方が違ってきたりする。それがすごく面白かった。
ガラスのピラミッドが造る影さえも、計算されているような気がして、すごく心地良い気持ちになった。
きたさんは、イサム・ノグチミュージアムに入って15秒後に「ほな、いこか?」と言っていたけど、なんとか粘りに粘って、25分くらい、いろんな掲示物を読み漁った僕なのであった。