ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

さよなら、はちみつカフェ。

2019-04-29 00:12:30 | Weblog


どうも、お久しぶりです。

という挨拶を数日前に書いたのだが、この記事から読む人もいるかもしれないから、また書く。

どうも、お久しぶりです。しんぐくんです。ライブが近づいて来たので、ブロガーモードが復活しつつあるのです。どうぞよろしく。

さて、何から書こう・・・。書くことが山ほどある。なぜか?それはね、一ヶ月以上もブログをサボっていたからなんだよ。

我が家の庭先に作った竹垣に、サインボードが飾ってある。「はちみつカフェ」と書いてある。正確には、「はちみつカフェstudio」と書いたのだが、通称「はちみつカフェ」なのである。

僕が作るレザークラフトやウッドカトラリーや陶芸の作品たちには「ライオンとハチミツ」と刻印が打ってある。焼印だったりゴム印だったり、そういったもので印がつけてある。

共通点は「ハチミツ」。ハチミツは甘くて美味しい。

蜂が飼いたいなぁ・・・と常々思っていた。蜂を飼うのは、それほど大変なことではなさそうだ。犬や猫を飼うよりはずっとイージーな感じがする。
蜂を飼って、ハチミツを採ってこそのはちみつカフェじゃないか?
蜂を飼って、ハチミツを舐めながらこそのライオンとハチミツじゃないか?
そんな風に思っていた。

そこへ朗報が入る。

「蜂、飼わない?」

去年の四月頃の話である。

はちみつカフェに数千匹のニホンミツバチが入った蜂箱がやって来たのである。

蜂というのは、基本的に刺さない。怒らせなければ刺さない。だから、怖くない。

僕は、蜂箱の前や横に座って日々を過ごした。

巣箱から出てきた働き蜂がジェット戦闘機のように飛び立っていく。
どこか遠くから戻ってきた働き蜂が蜂箱の台に着地し、トコトコと巣門の中へと歩いて行く。お腹には二個の黄色い花粉を抱えている。

どこからどう見ても可愛い。僕は頬杖をつきながら、蜂たちの動きをジッと観察しているのである。

暑い夏が過ぎて秋になった。

僕はひと月半の北海道旅から帰ってきた。その間も、蜂たちはせっせと花の蜜を集めていたというわけだ。

セイヨウミツバチの群れは越冬しない。ちなみにスズメバチの群れも越冬しない。女王蜂だけが越冬をし、次の春に新たな群れを作る。

ニホンミツバチの群れは越冬をする。冬の間、それまでに貯めに貯めたハチミツを少しずつ食べて消費しながら、寒い冬を群れで乗り切る。そのために春から秋にかけ休まずに蜜を集める。

ニホンミツバチの飼手はどうする?
ニホンミツバチの飼手は秋になると蜜を集める。採取する。
ニホンミツバチの飼手の楽しみは、年に一度の採蜜なのである。

セイヨウミツバチの飼い主は、蜂が集めた蜜を根こそぎ集めて空っぽにしてしまうが、ニホンミツバチの飼い主は、そんなことはしない。なぜならば、全部採ってしまったら、蜂が越冬できなくなる。蜂が冬の間に食べる分を残して、蜂が集めたハチミツを少しだけ頂くのである。例えば、五段の巣箱があるとしたならば、その一番上の一段分のハチミツだけを頂く。

さて、秋が来た。スズメバチの来襲を乗り切り、我が家のミツバチちゃんの巣箱から採蜜。1.5キロくらいのハチミツが採れた。百花蜜という純度100パーセントの生ハチミツ。

「こんなに美味いものがこの世にあったのか・・・」

採蜜が終わったら、やって来るのは冬。
嵐山の冬は寒い。蜂はマイナス10度を下回る嵐山の冬を乗り切れるのだろうか?

そして、厳しく長い冬がやって来た。

続く。

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