空を見上げると・・・そこに、銀河があった。
凄まじい星空を、僕は羅臼で見た。
音別、カムイミンタラの上にある空は・・・銀河だった。
星が多すぎて・・・銀河を感じる。そういった感じだと思って欲しい。
星が流れる。シューーーッと流れる。
天の河が空を渡る。川のように空を渡る。
グッドイブニング音別から観える銀河。
気温は、今までで一番寒い。朝方には5度を下回りそうだ。
寒ければ寒いほど、星が輝く。
僕はつぶやく。
「あぁ、そうだ・・・この寒さ。僕が好きな旅の寒さだ」
かじかむ手をさすりながら、僕はつぶやいている。