雨雲は通り過ぎた。
プレハブ小屋がコロリンと転んでしまうんじゃないかと思うほどの暴風雨だったが、過ぎてしまえばどこまでも澄んだ青い空。
夜10時頃、暴風吹き荒れる中、バイクの音が聞こえた。誰かがライダーハウスにやって来た。二棟あるうちの、僕がいるほうではない小屋に入ったみたいだが、どうやってこの暴風の中走って来たのだろう?と心配になった。
さっき見たら、大きなボックスを積んだスーパーカブが停まっていた。大きなボックスは風の抵抗をもろに受ける。・・・大変だったろうなぁ。
とにもかくにも、どこまでも澄んだ青空。
グッドモーニング空色の天塩。
遠くにオントルイの風力発電が見える。