ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

傭兵とは?

2018-10-10 21:14:15 | Weblog


傭兵とは雇われた兵である。本州から北海道へ来た、いわゆる外人部隊といったところだろうか?

餅まき五分前。

スーパーの入り口、餅まき会場の前には4〜500人の人だかり。

スーパーの屋上には、餅をまく役割のハッピを着たスーパーの偉い方々。

聞くと、まく餅の中には商品券も入っているらしい。

もう、これは、金の争奪戦なのである。

傭兵、活躍せねばならないのである。

ちょっと腰を痛めているのである。僕は。

腰のことが心配だけど、傭兵だから、戦わなければならないのである。僕は。

僕は、おばちゃんから離れ、前へ。

ポケットからビニール袋を取り出して左手に持つ。

右手で取って左手の袋へ。何個取れば傭兵の役目を果たせるのだろうか?

かくして、餅まきは始まった。


僕が獲った餅は20個くらい。投げてくるのを直接取ったり、落ちない餅を拾ったり・・・。頑張った。汗をかいた。腰が砕けそうになった。

おばちゃんのところへ戻った。もちろんおばちゃんは膝が悪いので、一個も取れない。

おばちゃんの友達がとなりに来て、「ら二個しか獲れなかったわ」と言っていた。

20個・・・上出来じゃないか。しかも、いくつかの商品券付き餅もある。

僕はおばちゃんにビニール袋を丸ごと渡して、「全部おばちゃんにあげるよ。おれは傭兵だから」と言った。

おばちゃんは、何言ってるのよ、ちゃんと自分の分も持って行きなさい!と、お餅を6個くれた。

そうか、これが傭兵の報酬か。

かくして、餅を6個もらった傭兵は、右の腰を押さえながら、バイクへの道を戻って行くのである。

あぁ、ちょー面白かった。

何をやってんだ、おれは?

中標津で、何をやってんだ?

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