脅威のアンケート回収率(90%以上)を誇り、他バンドから恐れられていたアニーズガーデン。その秘密は、アンケートと引き換えに渡す「オマケ」にあった。ミホやシングが夜な夜なラミネートしていたアニーキーホルダー。ミホが描いたイラストにシングの言葉を載せて、ライブに来てくれた人への特典。
アニーが解散して、トラッシュでライブをやるようになって、ミホに役割をシッシーが受け継いでくれた。キーホルダーをポスカに替えてオマケ作戦も続行。
毎回、ライブ前になるとシッシーが絵を送って来てくれる。パソコンに映し出されたその絵をジッと眺めながら、言葉が出て来るのを待つ。そして書く。印刷する。・・・そんな作業も今回のライブで30回を数える。
シッシーは毎回、すごい絵を描いてくれる。時々、困る。「この絵で何を書けと?」と想う時もあれば、「この絵に言葉は蛇足だよ」と想う時もあれば、「この絵は、オレに対する挑戦だね?」なんて想う時もある。とにかく、どんなに小さいライブの時も、シッシーは絵を描いてくれる。手の込んだものを仕上げてくれる。それは、感動的でもある。その、ある意味での共同作業が30回を超える・・・それが幸せだということに、疑う余地はない。
最近のライブ、残念なことに、アンケートの回収率が落ちている。墜ちていると言った方がいいか。前回のライブなどは悲惨だった。シッシーがポツリと漏らした一言・・・「この人数しかポスカを受け取ってないってことだ・・・」。印刷したポスカは、手元に残ってる。シッシーの気持ちを考えると・・・胸が痛んだ。労力に対するレスポンス。必要とされない作品。少なくとも、お金が欲しくて、何かしらの利益を欲して描いたものではない。みんなの笑顔のために・・・だ。誰かが喜ぶ笑顔のために・・・だ。アンケートを書いてくれた人へのお礼だ。
残念なことに、僕は、もう慣れっこだ。詩でも、言葉でも、メロディでも、歌詞でも、CDでも、例えば時にファンに踏みつけにされることにも慣れっこだ。そりゃぁ傷つきはするが、慣れっこだ。作品を必要としているのは、誰でもない自分だ・・・と想っている。だから、書くのは辞めない。ただそれだけの事だ。つまり・・・辞めるのも簡単だ。
もう描いてくれないかもな・・・的な状況の中で、今回も、シッシーが絵を送ってきてくれた。・・・みんなのために。すごく素敵な絵を描いてくれた。こんな状況下でも手を抜かない、手の込んだ作品だ。
一目でもいいから見て欲しいと、心から想う。アーティストが一番悲しいと想う事は、批判されることじゃない。見られもせずに通りすがられることだ。
名前だけ記入したものでもいい。白紙のアンケートでもいい。ライブに来たという証に、僕たちが奏でる音楽の傍らに佇む僕たちの作品を受け取って、可愛がってやって欲しいと想うんだ。
なんだか、結果、余計なお世話&押し売りみたいになって申し訳ない。でも、ホントに、素敵な絵なんだよ。言葉が霞むよ・・・。
あっ、前の記事に載せたwordsは全文ではないよ。抜粋だよ。
アニーが解散して、トラッシュでライブをやるようになって、ミホに役割をシッシーが受け継いでくれた。キーホルダーをポスカに替えてオマケ作戦も続行。
毎回、ライブ前になるとシッシーが絵を送って来てくれる。パソコンに映し出されたその絵をジッと眺めながら、言葉が出て来るのを待つ。そして書く。印刷する。・・・そんな作業も今回のライブで30回を数える。
シッシーは毎回、すごい絵を描いてくれる。時々、困る。「この絵で何を書けと?」と想う時もあれば、「この絵に言葉は蛇足だよ」と想う時もあれば、「この絵は、オレに対する挑戦だね?」なんて想う時もある。とにかく、どんなに小さいライブの時も、シッシーは絵を描いてくれる。手の込んだものを仕上げてくれる。それは、感動的でもある。その、ある意味での共同作業が30回を超える・・・それが幸せだということに、疑う余地はない。
最近のライブ、残念なことに、アンケートの回収率が落ちている。墜ちていると言った方がいいか。前回のライブなどは悲惨だった。シッシーがポツリと漏らした一言・・・「この人数しかポスカを受け取ってないってことだ・・・」。印刷したポスカは、手元に残ってる。シッシーの気持ちを考えると・・・胸が痛んだ。労力に対するレスポンス。必要とされない作品。少なくとも、お金が欲しくて、何かしらの利益を欲して描いたものではない。みんなの笑顔のために・・・だ。誰かが喜ぶ笑顔のために・・・だ。アンケートを書いてくれた人へのお礼だ。
残念なことに、僕は、もう慣れっこだ。詩でも、言葉でも、メロディでも、歌詞でも、CDでも、例えば時にファンに踏みつけにされることにも慣れっこだ。そりゃぁ傷つきはするが、慣れっこだ。作品を必要としているのは、誰でもない自分だ・・・と想っている。だから、書くのは辞めない。ただそれだけの事だ。つまり・・・辞めるのも簡単だ。
もう描いてくれないかもな・・・的な状況の中で、今回も、シッシーが絵を送ってきてくれた。・・・みんなのために。すごく素敵な絵を描いてくれた。こんな状況下でも手を抜かない、手の込んだ作品だ。
一目でもいいから見て欲しいと、心から想う。アーティストが一番悲しいと想う事は、批判されることじゃない。見られもせずに通りすがられることだ。
名前だけ記入したものでもいい。白紙のアンケートでもいい。ライブに来たという証に、僕たちが奏でる音楽の傍らに佇む僕たちの作品を受け取って、可愛がってやって欲しいと想うんだ。
なんだか、結果、余計なお世話&押し売りみたいになって申し訳ない。でも、ホントに、素敵な絵なんだよ。言葉が霞むよ・・・。
あっ、前の記事に載せたwordsは全文ではないよ。抜粋だよ。