ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

キノコの森。タケノコの里。

2018-10-16 20:37:44 | Weblog


きたさんが山の奥へドンドン進んでいく。

「椎茸があるはずや」

昔、管理人のおじさんが育てていたキノコの森へ向かっている。

熊鈴を忘れたと言っている。

全力で「ヤッホー」と叫んでいる。

そんなことしなくても大丈夫じゃない?と僕は思うのだけれど、きたさんの言うことは絶対なのである。

つまり、ヤッホーと叫んでいれば熊は来ない。
つまり、ヤッホーと叫ばなければ熊は来る。
つまり、きてさんが叫んでいるから、僕は叫ばなくてもいい。

僕は黙ってついていく。

でも、椎茸はない。だって、椎茸の木は4〜5年で朽ち果てるからね。ははは。

おじさんが死んでから、だいぶ経つらしいからね。

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