ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

大切な場所。

2018-10-13 07:39:59 | Weblog


カムイミンタラのホームページは、二年前に閉鎖したという。

どうして?と思う。

今はインターネット全盛である。逆に、ワールドワイドウェブの世界を遮断すれば、世界との繋がりを断ち切ったことにもなる。と僕は思ったりする。

北海道旅行の全盛期というのがあった。猫も杓子も北海道。北海道は旅行者や旅人、ライダー、チャリダーであふれた。

カムイミンタラも全盛期は人であふれた。

カムイミンタラはキャンプ場とふた部屋の個室旅宿を備える。

全盛期を過ぎて久しく。カムイミンタラの客数は全盛期の三分の一ほどに。

そして、ホームページを閉じた。

なぜか?

もうホームページは必要ないという。世界との繋がりは必要ないという。

宿をやる気がなくなったのか?というと違う。全然違う。まったく違う。

不特定多数の世界との繋がりを断つ。これが正解らしい。

カムイミンタラには確かなポリシーがある。

ここにはWi-Fiなんてない。携帯の電波も繋がらない。
街灯もない。夜は、真っ暗の真っ暗な真っ暗闇に包まれる。
遅く到着する人は泊まれない。ここは泊まるだけの場所ではない。

自然の中で、自然のあるがままの中で、それを堪能する場所。

インターネットに流布される情報は、正しいものばかりではない。間違いだらけ情報が垂れ流されている世界である。

そんなものは必要ないという。

インターネットのない時代。ついこの前までの時代。世界。

口コミというモノで旅人の世界は出来上がっていた。

人が、人に、善き情報を与える。

「カムイミンタラ、君には合うと思うよ。機会があったら行ってごらん」

これで充分なのである。
現実として、これ以外には要らないのである。

善き人の主観が、それに合う人に伝わる。
それが、それだけが、大事なことだったりする。

ちなみち、僕はカムイミンタラが大好きであり、カムイミンタラも僕を受け入れてくれていると信じる。

ちなみに、僕はカムイミンタラを人に薦めるし、こうしてブログにも書く。

ちなみに、コデラーマンが僕に聞く。
「カムイミンタラ、行ってみようかな?」

ちなみち、僕は言う。
「君は行かない方がいい。Wi-Fi小僧には過酷過ぎる。君は絶対に行ってはダメだ。いや、むしろ、行かないでくれ」

カムイミンタラ・・・
僕の大好きな場所。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。