蓋の中にミニミニ緑豆が少し貯まったら、蓋を閉じるのである。
そうすると、蓋の中のミニミニ緑豆が、ザーッと音を立てて箱の中へ入るのである。
30分やって、箱の中を見てみると・・・
まあな。こんなもんだ。
さぁ、もうやめよう。今日のところはもうやめよう。
もっといい方法があるはずだ。
今は初夏。畑仕事が忙しい。
そもそも、こういう作業は農閑期といわれる冬にやらなければならないのである。
暇で暇で仕方ないから、「あっ、緑豆でも剥くか!」なのである。
もう緑豆なんて育てないぞ、と固く心に誓うのである。
・・・
そう、育てないぞと思いつつ、もう今年の分を撒いてしまっているのである。
まあな。
人生とは、そういうものなのである。
ちなみに、日本で食べられている緑豆は、ほぼ全て中国産だそうですよ。
貴重ですよ、国産の緑豆。貴重過ぎますよ、国産の緑豆。
でも、もうやらない。来年は、絶対にならない。