BMW社が、この車を作る為に新たに2つの工場を建てたと言われる「iシリーズ」。
そのi3の試乗が叶った。
90時代にお世話になっていたディーラーへ赴いて、担当であった方と半年ぶりに再会した。
あくまで興味のある範囲であると伝えたうえで、試乗をお願いした。
お安い御用とばかりに、満面の笑みをたたえて用意していただいた。
最初に、「i3初めてですか?」と聞かれた。
もちろんそうであると答えると、では最初に私の方で運転して後に変わらせていただきますとのこと。
そんなに変わった操作系なのだろうかと訝しんだ。
助手席に乗って、走りだし「ちょっと踏みますよ」と声をかけられた。
頭では分かっていたつもりでも、リーフに通ずるワープ的な加速には思わず頬が緩む。
怒涛の加速は予測していたが、驚愕の回生ブレーキには驚きを隠せなかった。
アクセルを離した瞬間から猛烈なブレーキがかかり始め、止まるまでかなりのブレーキ感を伴うのだ。
つまり安心して飛ばせるというのでしょうか、とにかく異次元のエンブレとでも申しましょう。
不器用な方であれば、直ぐに人を酔わせてしまうだろう。
しかし、慣れと繊細なコントロールを得意とする者にとっては、絶妙かつウルトラ級の排気ブレーキを感じさせるのです。
事実、強烈に減速しているときはブレーキを踏まずともブレーキランプが点灯するという。
それくらい強烈であると言っておきましょう。
この強烈な減速を使いこなせば、アクセルペダルだけでかなりの加減速を楽しめるのでありました。
この減速力こそが、このi3のキャラクターの一つであるのでしょう。
試乗コースも終わるころには、完璧とは言えないまでも使いこなしている感覚は芽生えた。
更には、ベタ踏みすれば宇宙戦艦ヤマトのワープにも似た景色の流れを感じるほど。(笑)
実際の0-100加速などは、Rには遠く及ばないのではありますが、エンジンの吠えを感じない中での加速は別の凄味があるのです。
そして、F155、R175を履いているとは思えない落ち着きを見せる足回り。
正直な感想、これは面白い。こんなセカンドを持てたら極楽でありましょう。
速くて、洒落てて、とり回しがいい。心配なのはリセールだけ(笑)
まぁ何にしても、リーフとは違い、色気があってRRというのはちょっと面白いでしょう。
デザインも美しく、未来を感じさせながらも無理のないフォルム。
降りた瞬間、「これ欲しい」と感じさせたEVなのであった。
私の様な輩はこれを1stにできなくもないのだが、ずっとエグゾーストノートを聴かないで耐えられる年月はそう長くないだろう。
それはさておき、自信を持ってお勧めさせていただきたい車種である事は間違いありません。
ある意味、玄人好みでありましょう。
そのi3の試乗が叶った。
90時代にお世話になっていたディーラーへ赴いて、担当であった方と半年ぶりに再会した。
あくまで興味のある範囲であると伝えたうえで、試乗をお願いした。
お安い御用とばかりに、満面の笑みをたたえて用意していただいた。
最初に、「i3初めてですか?」と聞かれた。
もちろんそうであると答えると、では最初に私の方で運転して後に変わらせていただきますとのこと。
そんなに変わった操作系なのだろうかと訝しんだ。
助手席に乗って、走りだし「ちょっと踏みますよ」と声をかけられた。
頭では分かっていたつもりでも、リーフに通ずるワープ的な加速には思わず頬が緩む。
怒涛の加速は予測していたが、驚愕の回生ブレーキには驚きを隠せなかった。
アクセルを離した瞬間から猛烈なブレーキがかかり始め、止まるまでかなりのブレーキ感を伴うのだ。
つまり安心して飛ばせるというのでしょうか、とにかく異次元のエンブレとでも申しましょう。
不器用な方であれば、直ぐに人を酔わせてしまうだろう。
しかし、慣れと繊細なコントロールを得意とする者にとっては、絶妙かつウルトラ級の排気ブレーキを感じさせるのです。
事実、強烈に減速しているときはブレーキを踏まずともブレーキランプが点灯するという。
それくらい強烈であると言っておきましょう。
この強烈な減速を使いこなせば、アクセルペダルだけでかなりの加減速を楽しめるのでありました。
この減速力こそが、このi3のキャラクターの一つであるのでしょう。
試乗コースも終わるころには、完璧とは言えないまでも使いこなしている感覚は芽生えた。
更には、ベタ踏みすれば宇宙戦艦ヤマトのワープにも似た景色の流れを感じるほど。(笑)
実際の0-100加速などは、Rには遠く及ばないのではありますが、エンジンの吠えを感じない中での加速は別の凄味があるのです。
そして、F155、R175を履いているとは思えない落ち着きを見せる足回り。
正直な感想、これは面白い。こんなセカンドを持てたら極楽でありましょう。
速くて、洒落てて、とり回しがいい。心配なのはリセールだけ(笑)
まぁ何にしても、リーフとは違い、色気があってRRというのはちょっと面白いでしょう。
デザインも美しく、未来を感じさせながらも無理のないフォルム。
降りた瞬間、「これ欲しい」と感じさせたEVなのであった。
私の様な輩はこれを1stにできなくもないのだが、ずっとエグゾーストノートを聴かないで耐えられる年月はそう長くないだろう。
それはさておき、自信を持ってお勧めさせていただきたい車種である事は間違いありません。
ある意味、玄人好みでありましょう。