えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

A3のお手並み拝見

2017-06-09 | 車関連
代車として借りていたのは、A3セダン。
1.4Lの素のモデル。122馬力、20キロのトルクを持つ。
スッピンで346万円のモデルでしょうか。
205の55扁平タイアが、随分ともっさりと見えたり。
何より、A5に比べ全幅が6㎝マイナスであるが、感覚的には10㎝くらい小さく感じます。

その実力を見せていただきましょうとばかりに乗り込みました。

DAY 1
火を入れるという雰囲気の無い小排気量を感じるスタート。
軽い出だしから、操作系のイージーさは、何だか国産のプレミオあたりに乗っている様に思う。

DAY2
60キロを超えたあたりから、妙に安定性と色気あるトルクを感じる様になる。
所詮1.4ターボではありますから太い感じはなく、その吹けは軽い、いや軽すぎてポテトチップスの様な高揚感である。
正直言って、そのシーンシーンで動かす力という観点からは足りると思うのですが、踏めば踏むほどにこのエンジンの薄さが目立つ。
E90のリーンバーンでもこんなに希薄感は伴わない。
その分、すこぶる燃費良く、高速を使わないお出かけに15〜16kmあたりを叩き出す。
シーケンシャルではないものの、大型のLEDターンシグナルの視認性は高く、安全性に寄与するのは間違いない。
ストップからの踏み出し、1400rpm辺りで一旦抑制がかかるのは踏み違えや、飛び出し防止の為でしょうか。
ちょっと、まどろっこしいところあります。
55タイアによるところが大きいと思いますが、路面の良くない幹線道路をハイペースで走る際のフラット感と直進安定性は流石と感じる部分です。

DAY3
勝手知ったる交差点、Sモードにぶち込んで90度カーブに鞭を入れながら舵を切った。
私としては偏平率の高いタイアを鳴らすつもりでアクセルを開けたのですが、小鳥のさえずり程も鳴かない。
更には、その挙動の安定している事に驚かされたのです。
素のモデルである為、普通に走っていて色が濃くない分、そのギャップに舌を巻いた。
やっぱり走れるCセグに二言なし。
大したエンジンを積んでいなくとも、曲がれば楽しいCセグである。
A5なども切れば曲がりはするのですが、慣性という言葉を連想するのです。
いとも簡単に動き、その動きも俊敏なのですが、その動き方に重いものが転がっている感は常にあります。
これが高級車の乗り心地というものなのでしょう。
このあたりは、ホィールベースによるものが大きいと察します。

A3のスポーツバックを買うならばまだしも、私がこのセダンを検討するならば国産に流れるでしょう。
シビックが発売されていれば間違いなく「CIVIC」へ。
CLAなどは狭くて実用的でないし、BMWもVolvoも、ルノーもプジョーもシトロエンもこのあたりのセダンはない。
輸入車枠ならば、セグメントは一つ上がるが金額はさほど変わらないパサートを勧めます。
ランニングチェンジなのか、最新型のテールを見てほしい。きっと未来を少し感じるでしょう。
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