えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

アリアあります

2022-06-20 | 車関連
ここのところ、日産ディーラーの一番目立つところにアリアが置いてあるのが目につきます。
ちょうど店の前で止まれば、旗に「アリア試乗できます」的な感じでしたので、久しぶりに突撃してきました。

目立つフォルムは独特で、鮫型形状の仲間と思われます。
今は何でもかんでもSUVにジャンルされてしまうので、これもSUVに入ってしまうのでしょうけれど、本当は違うだろうと思う。
乗るにドアを開けると、そのドアの大きさにまず驚きました。
なんでしょう、ドアが縦方向にも大きいのです。
そして開けて乗り込めば、なんだかラウンジの様。
走るというものの内装というよりも、家具調というのでしょうか、どうも私はピンときません。
同じラウンジ系であれば、ホンダeの方が全然シャレています。

さて、スイッチを入れて走り出すと、いつもの日産EVです。
コツコツと、足が割に固めなのが気になりました。
スムースな加速は当然に、静粛性も上々ですが、本当にエンジンが無いことによる音問題は難しい。
エンジン音が無いことにより、ロードノイズやエアコンの音が気になりますから、いっそのことエンジンがあった方がいいんじゃないかなんて思ったりします。
今回、EVアリアに乗って思ったのですが、試乗が楽しいものではないという事。
こんなことズバリ書いてしまうのは少し気が引けますが、エンジン車に比べると個性がありません。
車格やモーターの違いなどはあるでしょうけれど、基本日産のEVと分類してそう違わないモノであると感じます。
もちろんテスラに乗っても、BMWのEVに乗っても違わないというのではありません。
メーカーによる個性はある程度あるのでしょうけれど、そのメーカーの中での特色が薄れるものと感じます。

内燃機関であれば、エンジンの特性や、ミッションによる違いなどとの組み合わせは、驚くほど違うものになったものです。
EVが合理的と言えばそうですが、幾種類もの車に乗って、その違いを楽しむという時代は普及車において終焉を迎える時期が来たのかもしれません。
一つ、EVが魂のない車のように感じたこと。
エンジンという塊が抜けてしまえば、普及車グレードなど家電化してしまうのが目に見えるようです。
また営業さんに教えていただいたのですが、充電はいつでも同じ充電時間で同じ容量を回復できるものではないということ。
例えば残50%で30分の急速充電をするのと、残5%から30分急速充電するのでは同じ容量が回復するのではないらしい。
つまり、5%にしてからの方が回復量は少ないらしい。
これを聞いて、ガソリン車(内燃機関全般)って使い勝手は素晴らしいものであったとつくづく思うのです。
ガソリンが減ればその分軽くなるわけですが、EVは充電残量に関わらずいつも同じ容量のバッテリーを積んでいますから。
なんだかガソリン車が愛おしくなりまして、335を買ってよかったなんて思ったり。

アリアが悪い車なわけではなく、私の気持ちがEVに乗れていないということです。

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