栗原市花山地区の沢沿いを歩いていると、沢から一段上がった川原というか草地といったら良いのか、そこに一株だけヤマオダマキが咲いていました。花色は自生種のものですが、民家から数百メートルしか離れていない場所ですから、本物の自生なのかどうかは判りません。沢が増水した際に、上流から流されてきた種子が草地の隅に漂着し、発芽して花を咲かせるまでに生長した、と解釈したいものです。 . . . 本文を読む
栗原市南西部の、一迫町長崎地区の道路脇で見かけた、カキツバタの群落です。この辺りは平野から山間地に変る境目のようなところで、田んぼは区画整理されていますが、山や川などの地形的な制約があるので、取り残される部分が生じるようです。道路脇にある小さな湿地も、そんな取り残された田んぼの欠片なのでしょう。そこに咲いていたのがカキツバタです。花びらの基部に白斑が入っているので、ハナショウブやアヤメとは区別でき . . . 本文を読む
栗原市花山地区を流れる沢の、谷斜面の低木に咲いていた花です。
花はアジサイに似ていますが、もっと樹高がありますからヤブデマリでしょうか ?
ともかく写真に撮って、後で調べましょう。
深い緑の中の真っ白な花、こういう明暗差の激しいものを撮るのは難しいですね。
花に露出を合わせると、周囲の葉が暗く沈んでしまいますし、葉に露出を合わせると
花が白く飛んでしまいます。
私の場合は白い花に露出を合わせ、露 . . . 本文を読む
大和町宮床地区の古刹跡に、ミヤマヨメナが群生していると聞いた事があります。
それで、同地区南西部の長倉山へ行く途中に、立ち寄ってみました。
駐車場に車を置き、史跡公園のようになっている古刹跡を巡ってみると、杉木立の
樹陰に二つの群落があって、ごく淡い青紫色の花を咲かせていました。
ミヤマヨメナは園芸種のミヤコワスレの原種と言われています。
ミヤコワスレの花は青色が多いので、ここに咲くのは園芸種で . . . 本文を読む
ヤマボウシの花は葉の上に咲くので、森で梢を見上げても見ることができません。
道路沿いの低木とか、谷斜面に生えている木を見つけて、観察するのが好いでしょう。
そこで、大和町宮床地区南西部に位置する、長倉山周辺の林道を巡って、
ヤマボウシの花を探してみました。
ここは早春に訪れてイワウチワの花を観察したり、秋の紅葉を観賞したりで、
何度も訪れている山ですが、何れもヤマボウシの花のない季節でしたから、ど . . . 本文を読む