今年も、例年通り外苑の花火大会が開催されました。
数日前から会場周辺では着々と準備が進められ、会場近くの公園では露天の設置を禁止する規制線が貼られ、路肩にはパイロンが立ち並びました。
打ち上げ開始までには、大分時間があるにもかかわらず、多くの人達が場所を確保するために集まっていました。
例年ならば、カメラを向けて写真を撮っているのですが、毎年あまり変わらぬ打ち上げ花火に少々飽きてきたことと、仕事の追い込みのため、今年はほんの少し眺めただけでした。
打ち上げが終わった頃、食事を買いに近所のコンビニまで出かけると、花火のスタッフの方々が手際よくゴミの片付けを始めていました。
国立競技場以外は、路上で花火を楽しむ方が殆どとはいえ、集まるゴミの量はかなりのもの。
薄暗い路上での清掃活動は、かなり大変だと思います。
スタッフの皆さん、ご苦労様です。
渋谷区笹塚で、こんな景色を発見しました。
仕事の関係で、この周辺にはしばしば足を運びます。
この手前に小さな橋があり、気にはなっていたのですが、仕事に追われて橋の先まで足を運ぶことはありませんでした。
ゴールデンウィークを前にして仕事も落ち着いてきたため、ちょっとだけ足を延ばしてみました。
橋から目に飛び込んできたのは、こんな景色でした。
最初は、生活排水が混じった、汚れた川でもあるのかと思っていただけに、細いながらも水が流れ緑が濃い眺めに驚きました。
川沿いの道に入ると、この小川は玉川用水の一部であることが解りました。
以前、立川市周辺の玉川上水沿いの道を歩いたことがあります。
知識としては、新宿区の新宿御苑まで続いていることを知っていましたが、よもやこんな場所でその流れの続きを見ることができるとは思ってもいませんでした。
実際に流れが見られるのは僅かの距離ですが、夏場になりトンボが飛び交っていたりしたら、都心部にいることをしばし忘れさせてくれそうです。
出先から勤務先へ戻る途中、少しだけ時間に余裕があったのでルートをいつもと変え、JR原宿駅竹下口から戻ることにしました。
17時を過ぎた時間にもかかわらず、竹下通りは人込状態でスムーズに歩くこともままならない状況です。
東郷神社を抜け、裏原宿と呼ばれているエリアに入っても、週末ということもあってか人では多めです。
そんなこともあり、さらに裏道を選んでみました。
何度か通っているはずの路地に、こんな建物を発見しました。
学園祭のイベント的な臭いがするこの建物は、DESIGN・FESTA・GALLERY -West-と呼ばれるアートギャラリーです。
内部はもちろんのこと、外壁のペイントまでもが作品発表の場になっているそうです。
さすがにギャラリーを覗く時間まではなかったので、外観を見るに止まりましたが、どのような作品があるのか気になるところです。
HPを見ると、この他にもEASTと呼ばれるスペースもあるようです。
気になる方は、DESIGN・FESTA・GALLERYへ。
街中を歩いていると風が香りを運んでくれ、金木犀の花に気付かせてくれます。
濃いオレンジの小さい花を無数に付けていて、澄み渡った青空とのコントラストが綺麗です。
日中は多少汗をかくくらいの気温になっても、湿度が低く過ごしやすく身体を動かすには最適です。
標高の高い場所では木々が色付き始めたようですが、街中はまだまだ先の話。
そう思いながらも周囲を見渡してみると、いつもと違う色が見えてきます。
夏日陽射しをたっぷり浴びて、そろそろ食べ頃が近づいてきているようです。
ハナミズキの葉が、赤く色付き始めていました。
そろそろ、桜の葉も色付き始めてくる頃。
小さな変化を探しながらの街歩きは、思わぬ発見があるかも知れませんね。
外出のついでに千駄木から根津周辺を散策してきました。
JR西日暮里駅から東京メトロ千代田線の乗り、代々木上原方面へ1駅目が千駄木駅となり、今回の町歩きのスタートとなりました。
きっかけは、以前に地下鉄の車内吊りポスターで見た景色でした。
駅から地上に出て目の前の団子坂下交差点から数分の所にあるのが、写真の菊見せんべい総本店の写真がとても気になったからです。
創業は、明治8年だそうです。
子供の頃、私の地元でも店先で手作業でお煎餅を焼いているお店があったため、店先はガラス製の丸い容器にいろいろな種類のお煎餅が入れられていました。
それが、妙に懐かしく感じたためです。
さすがに、店先で焼いている様子を見ることはできないのが、ちょっと残念でした。
駅方向に戻り、団子坂を歩き始めました。
この近辺は坂が多く、文京区が由来を書いたプレートを設置しています。
そんな坂の由来を読みながら歩いてみるのも、なかなか面白いものがあります。
団子坂上から脇道に入っていくと、森鴎外がかつて住んでいた観潮楼跡地があります。
今は、鴎外記念図書館が建てられています。
辺りを歩いていると気付くのは、すれ違う人は少ないのですが、猫があちらこちらで佇んでいること。
細い道が入り組み、アップダウンの多い古い町並みを熟知しているのは、彼らかも知れませんね。
人が近づいても、我関せずといった顔をしています。
猫たちに挨拶をして、さらに脇道に逸れてみました。
細い坂道は、その先に何があるのか、小さな驚きを期待してしまいます。
そんな坂道をいくつか抜けた先に現れたのは、謎の雑木林。
フェンスには鍵が掛かっていて中に入ることはできませんでしたが、入口脇の掲示を見ると普段は中に入ることができるようです。
屋敷森と聞くと、冬の空っ風を防ぐために植えられた木々を思い浮かべます。
これらの木々を維持していくのは、いろいろな意味で大変だと思います。
人の手をかけ、近隣の方々のご理解が必要だと思います。
この木々がいつ頃からあったのか、どれくらいの広さがあるのかは定かではありませんが、探検をしてみたい気分です。
さらに歩いていくと、権現裏門坂という坂に出ました。
目の前には、大きな神社が。
根津神社です。
根津権現とも呼ばれ、社殿は国指定重要文化財に指定されています。
境内にある2000坪のつつじ苑も、花の時期には多くの人で賑わうそうです。
社殿以外にも、多くの鳥居が並んでいる様もなかなかのもので、多くの人がカメラを向けていました。
広い境内を抜け、東京メトロ根津駅へ向かうことに。
途中、古い建物やお店が目に留まりました。
千駄木駅~根津駅間のわずかな距離、2時間ほどでしたが初めて歩く町は小さな発見の連続でした。
テレビでは岸和田のだんじり祭りの様子を放送していましたが、この週末都内でも秋祭りが行われていたようです。
写真は、北区赤羽の駅前で撮ったものです。
祭壇が作られ、御輿が置かれているものの、辺りには祭りの関係者らしき姿半は見られず、ちょっと寂しい感じでした。
ここから荒川方向へ歩いたところで、ようやく御輿を担ぎ練り歩く人達を発見しました。
ちょっと小振りの御輿ながら、掛け声にあわせて揺れる御輿は、見ている人間も次第に身体が揺すられているような気になります。
他にも、渋谷東急本店辺りでも、祭りを知らせる提灯が明かりを灯していました。
これらの祭りが終わると、昼間の暑さよりも、朝晩の涼しさの方が多く感じられるようになるのでしょうね。
仕事で、群馬県の太田市へ行ってきました。
用件を済ませ会社に戻るため、東武鉄道の太田駅に向かいました。
駅に着き改札を抜けると、ホームの表示に悩みました。
私の乗車する列車が到着するのは4番線なのですが、表示には10番線という数字も書かれています。
ホームの先に跨線橋でもあり、そちらの表示も併記されているものかと思っていました。
エスカレータでホームに出ると、そこにはかなり長いホームがあるだけで、写真左上のように3番線の先に9番線が、4番線の先に10番線の表記がありました。
しばし悩んでいたら3番線に列車が到着し、謎は解けました。
異なる路線の列車を同じホームで共用するため、ホームの前後で番線を別にしていたのです。
乗車する列車が到着するまでの間に長いホームを歩いていたら、ホームの状況を記したボードを見つけました。
なぜ太田駅がこのような構造になっているのかは解りませんが、初めて利用する人には分かり難いような気がします。
駅北口前は広い土地が広がっているのを見ると、ホームを1本増やせばいいようにも思えますが、実際問題としてのコストや設置期間を考えると、現状のものになったということでしょうか。