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壁抜け男  初日

2012年01月29日 23時45分00秒 | 観劇

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2007年の京都以来の公演となる、壁抜け男を観てきました。
開幕前から気になっていたデュティユルは、四季のサイトの稽古写真のまま、飯田君の名前をキャスティングボードに見つけました。
幕が上がるまではどんなデュティユルとなるのか気になっていましたが、緊張感を感じながらも好感の持てるデュティユルを見せてくれました。
稽古場の様子を伝えていた初期の写真では髭を伸ばしていたと記憶していたのですが、直ぐに髭の無いものに変わっていました。
石丸さんのイメージと重なるのを避けたのでしょうか?
壁抜け男のソロの曲同様に派手さはないけれど、心地よく進んでいくストーリーに引き込まれている自分がいました。
総勢11名の俳優達は、飯田君をのぞきベテランの面々。
今でも石丸さんの影がのぞく人も多かったのかなと思う中、頑張っていました。
それでいて、ラストは思わずホロッとくる、心地よいミュージカルでした。
覚えやすいメロディということもあるのか、シーンが進むにつれ、つい口ずさみたくなることも。
ちなみに、携帯の目覚ましアラームは、壁抜賛歌です。
カーテンコールでは、入場時に配布された「壁抜け男のソロ」を、飯田君が一緒に歌いましょうと声を掛けるも、当の本人が緊張しているため客席からの歌声はほとんど無かったようです。
鳴り止まないカーテンコールに、再度飯田君から歌のお誘い。
今度は、私の周囲からも歌声が聞こえてきました。

Song&Dance The Spiritのオープニングで何度も耳にしていた、『壁抜け男のソロ』。
ソンダンでも度々座っていた上手の前方席で聞いていると、ステージ上の智恵さんの姿を探してしまう自分に笑ってしまいました。
ソンダンと言えば、1階席最後列に青山弥生さんの姿が。
幕間には、ロビーで観客の方と言葉を交わす姿も見られました。
壁抜けのトリックが隠されたセットにも興味があるので、バックステージツアーの開催される19日に観に行こうと思っています。
こちらも、楽しみです。
そう言えば、昔のプログラムは囚人服を着たデュティユルが表紙をすり抜けてくるものでしたが、今回は普通のものになっていたのが、ちょっと残念です。

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四季劇場[秋] 2012年1月29日
デュティユル 飯田洋輔
イザベル 樋口麻美
部長・刑務所長・検事 青木 朗
八百屋・娼婦 佐和由梨
デューブール医師・警官1・看守1・ファシスト 寺田真美
B氏(公務員)・

警官

ケイカン

1・看守1・ファシスト
金本和起
C氏(公務員)・乞食・看守2・裁判長 川原信弘
画家 永井崇多宏
M嬢(公務員) 戸田愛子
A夫人(公務員)・共産主義者 久居史子
新聞売り 有賀光一