2ヶ月半ぶりのキャッツです。
2月から毎月の大阪遠征があったものの、萩原マンカス登場に、スンラさんのガス、芝さんのタガー、久々の団さんのディミ等、キャストを見ていたらガマンできませんでした。
目チカではディミか誰かの尻尾が肩に飛んできて、何やらいつもとは違うオープニングに思わず期待をしてしまいました。
まずは、萩原マンカス。
武藤さんと比べると、小柄なイメージなものの、声が良く通るキリッとした印象のマンカスでした。
少~し、まだ硬いのかなと感じられた所もあったけれど、時間の問題でしょうね。
芝タガー
相変わらず、自由なタガーです。
アレンジしまくりで、大丈夫なのか?と思わずにいられません。
今日のランペは、石栗さん。
いつもと同じように、芝さんと何かやるのかと期待していました。
案の定、タガーが「ご無用~」と伸ばしていたら、他に雌猫たちと一緒に「あ~ん」と悩ましげな声を上げていた石栗ランペ。
1人だけ「あ~」のロングトーン。
呆れたタガーに頭を小突かれ、腰をカクッと強く一振りしてノックアウトされていました。(笑)
スキンブルナンバーでも、芝さんのアレンジは続いていました。
萩原さんのやくマン登場には、シャドーボクシングよろしくファイティングポーズのまま向かっていこうとしていました。
やはり、猫科かも知れないけれど、別の生き物ですね。
スンラさんバストファージョンズ
ニッコニコ顔で、楽しそうです。
いつもと違って、スプーンを振り子のように大きく振っていて、傍らにいたミストが自分にぶつかりはしないか気が気じゃない様子でした。
その後も振り回していたのですが、これはスンラさんバージョンなのでしょうか?
終わってから気付いたのですが、ご馳走リレーやっていたのか記憶がない・・・。
対してガス&グロタイナンバー
今回は熊本さんのジェリロでしたが、スンラさんガスの表情は変わらず良いですね。
ガスが生きてきた様々な時間が、目に浮かんでくるようでした。
こういう芝居を観てしまうと、他のガスがものなり無く感じでしまうのは、やむを得ないんでしょうね。
グロタイナンバーで、小さなアクシデントが。
新庄ギル隊長が剣を強く振り下ろしたら、スンラさんの剣を叩き落としてしまいました。
足下に落ちたので良かったけれど、ちょっとヒヤリとさせられました。
シャム猫軍に追い詰められたスンラさんグロタイ、海に飛び込む前に大きな笑い声を上げた後、対照的な悲しげな叫び声を上げて消えていきました。
目チカで何かを予感させられた、この日のキャッツ。
ミストがデュト様を取り戻した後、猫たちが客席で歌っていたときのことです。
釉佳之さんのジェニが笑顔で近づいてきて、私の肩に手を置いて歌ってくれました。
こんなこともあるんですね。
今回の握手は、大口さんのカッサでした。
ランペでないのが、ちょっと残念。
2009年1月以来の武藤さんのマンゴジェリー、衣装的に大差ある訳ではないのにスリムの感じるのはなんでしょうね?
マンカスでは見られなかった身のこなし、失礼ながらもちょっとビックリでした。
やっぱり、何度見てもキャッツは楽しいですね。
キヤノン キャッツシアター | 2012年4月14日 |
グリザベラ | 佐渡寧子 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 熊本亜紀 |
ジェニエニドッツ | 鈴木釉佳之 |
ランペルティーザ | 石栗絵理 |
ディミータ | 団 こと葉 |
ボンバルリーナ | 西村麗子 |
シラバブ | 五所真理子 |
タントミール | 高倉恵美 |
ジェミマ | 齋藤 舞 |
ヴィクトリア | 廣本則子 |
カッサンドラ | 大口朋子 |
オールドデュトロノミー | 米田 優 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 金森 勝 |
マンカストラップ | 萩原隆匡 |
ラム・タム・タガー | 芝 清道 |
ミストフェリーズ | 永野亮比古 |
マンゴジェリー | 龍澤虎太郎 |
スキンブルシャンクス | 劉 昌明 |
コリコパット | 入江航平 |
ランパスキャット | 高城将一 |
カーバケッティ | 松永隆志 |
ギルバート | 新庄真一 |
マキャヴィティ | 安芸雅史 |
タンブルブルータス | 川野 翔 |