GWのためなのか、千秋楽間近のためかはともかく、満員の観客となった客席は良いですね。
ただ、拍手が少なめなのは、相変わらずでした。
舞台は、いつもと変わらず(本当は細かいところが変わっているのですが、細かすぎて書いてもご理解いただけない気がします)。
1日に驚かされたエルザと大佐が結婚の解消に至るシーンは、普段よりは熱いものの前回ほどではなくなっていました。
「なにか よいこと」のマリアの笑顔は、満点とまでは言えませんが素敵な笑顔でした。
きっと、私自身も笑顔でマリアを見ているんだなと思ってしまいました。(笑)
昨日の公演から、毎公演が出演子役の卒業式になっています。
大阪と福岡では前楽までは観ているので、どんな感じかは心得ているつもりでした。
本編が終わり、1回目のカーテンコールが終わると、深水さんからのご挨拶が始まりました。
『1月16日に開幕したサウンド・オブ・ミュージック東京公演は、5月6日に千秋楽を迎えます。
この公演では、延べ6万7千人ものお客様に、ご来場いただきました。
音楽が人との絆を深めて、演じている私達も大好きな作品を、多くのお客様にご覧いただき幸せでした。
出演者スタッフ一同、心より御礼申し上げます。』という趣旨のものでした。
深水さんのソロから、智恵さんのソロ。
さらに、全員でのコーラスで、エーデルワイスを歌いあげました。
続いて、勅使瓦さんから。
『今回の東京公演では、トラップファミリーとして総勢24名の子役たちが出演しました。
この子どもたちにとって、本日の公演が最後の出演となります。』と語り、1人1人の役名と名前を読み上げました。
『フリードリッヒ、上林 龍君。ルイーザ、村尾夏穂さん。クルト、星 卓澄君。ブリギッタ、秦 歩之歌さん。マルタ、佐藤寧々さん。グレーテル、中村茉稟さん。』
『子どもたちと一緒に、この歌でお別れ致します。』
「さよならまたね」を歌い始めると、既に大粒の涙を流していたフリードリッヒの上林君に続いて、ルイーザの村尾さんも涙が溢れていました。
最後にグレーテルの中村茉稟ちゃんが泣いてしまい、涙声のまま終わりました。
開幕日から観ていた私も、思いが込み上げてきて涙が出てきました。
途中からスタンディングオベーションとなり、沢山の拍手が送られていました。
大阪や福岡での経験か心配をしていましたが、子役の身内からの過度の声援などなく、いつも通りの進行と、いつも以上の拍手で終えることができました。
明日、明後日も、同じような思いで観ることになるのでしょうね。
マリア : 井上智恵 トラップ大佐 : 深水彰彦 修道院長 : 秋山知子 エルザ : 八重沢真美 マックス : 勅使瓦武志 シュミット : はにべあゆみ フランツ : 青山裕次 シスター・ベルテ : 久居史子 シスター・マルガレッタ : 矢野侑子 シスター・ソフィア : 兼田怜奈 ロルフ : 斎藤洋一郎 【フォン・トラップ家の子どもたち】 | |
【男性アンサンブル】 諏訪友靖 新藤晃大 柳 隆幸 野村数幾 菱山亮祐 藤木達彦 杉原 剣 蛭沼建徳 |
【女性アンサンブル】 増山美保 種子島美樹 礒辺愛奈 脇野綾弓 田代美里 辻 奈々 渡部真理子 原 彩子 |