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SONG & DANCE 60 感謝の花束 8月16日

2013年08月16日 23時59分00秒 | 観劇

10日のキャス変に懲りて、必要以上にキャストチェクをしながら劇場入りしました。
真っ先にキャスボを確認したのは、言うまでもありません。
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クロークで智恵さん宛のメッセージを託した時に、「はい」と直に受け取ってもらえた時
今日は智恵さんに会えると実感しました。

今週は、小林由希子さんが坂田さん枠に入っています。
少し童顔なので、直に判ります。
西田ゆりあさんも残り、西尾さんが抜けて1名減のダンサー枠を補っています。

第一幕
愛した日々に悔いはない
歌いながら、センターから穏やかな表情の智恵さん登場です。
光川さん、松元さんがハーモニーで加わり、透明感のある歌声が響き渡ります。
この時点で、ようやく本当に智恵さんが戻ってきたと、安心しました。

挨拶
ご挨拶は55stepsやSpiritと同様に、智恵さんのご挨拶からスタート。次いで、飯田兄君。
下手側に智恵さん、上手側に飯田兄くん。
2人とも、ちょっと硬い感じがなきにしもあらずな感じです。

キャッツ~メドレー
スキンブルシャンクス
飯田兄デュト様の「スキンブルシャンクス~♪」から、李さんのスキンブルナンバー。

ミストフェリーズ

李さんタガーの歌から松島さんのミスとフェリーズのダンスへ。

メモリー

イントレ上に智恵さんのググリザベラ登場です。
立ち姿が美しいです。
とても心にしみる歌声です。
前半は、ソフトな感じに歌い上げ、地声で歌う低音部も魅了的です。
後半、階段を降りてきますが、ちょっと不安定なので足下を観てしまうのが少し残念です。
本編以上に歌声が心に響いてきて、思わず涙が出てしまいました。
2009年の時にはラストの『明日が~↑」でしたが、今回は本来のグリザ同様に歌っていました。

狂信者シモン
飯田兄君の美声から、李さんへと繋いで行きます。

ヘロデ王の歌
達郎君のヘロデよりも、右隣の智恵さんが可愛らしいです。
松元さんとも、衣装が微妙に違うようです。
先週の田代さんとは比較にならないほどmヘロデガールズの智恵さんの歌声がしっかりと聴こえてきます。
上手の席だったことも影響しているかも知れませんが、下手側にいる松元さんの声智恵さんの声に埋もれてしまって、ほとんど聞こえなかったのが残念です。

私はイエスがわからない
今週も光川さんですが、2004年にキャスティングされたのを観ていないので、一度で良いから智恵さんで聴いてみたいです。

ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト
飯田兄君のファントムが、素晴らしいです。
高井さんのような色気のある声ではないものの、迫力のある歌声には自信を持ったファントムを感じさせます。
本編でもキャスティングされていますが、早く観てみたいです。
以前、壁抜け男のイベントの時に、樋口さんが話していましたが、練習中に高井さんファントムのマネで周囲をなごませていたそうですが、ソンダンのオフステージトークなんてあったら話題にされそうです。
今回のクリスは、坂本さんだったような気がします。

マスカレード
仮面で判りませんが、智恵さんは不在のようです。

ガイ・ライク・ユー
ラスト、下手袖近くに天使の誰かが羽を1本落としていたのですが、達郎君がひょいと拾い上げて、扇子の様に扇ぎながらハケて行きました。

キス・ザ・ガール
センターに白いジャケットの李さん。
両サイドに黒いジャケットの大森さん、洋一郎君、水原さん、朱さん。
やはり、カッコいいです。

愛せぬならば
野獣のコスチュームはないものの、ビーストそのままの飯田兄くん。
ファントムに負けぬ迫力で、表情も歌声も見事です。
鳥肌が立ってきます。

パート・オブ・ユア・ワールド
松元さん、やっぱり可愛いです。
「ねえ、これ欲しい? 20個あるの!」
「歩いてみたい。えっと、そう足で!」
表情と台詞が志音ちゃんとはちょっと違うけれど、女の子らしい可愛さが溢れています。
リトルマーメイドを観ていない方には、イメージが膨らむでしょうね。

お洒落は私の切り札
さすがの智恵さんです。
光川さんよりもこのシーンでは、素敵なアムネリスです。
早変わりも、完璧。
マゼンタからゴールドのドレスに変わる時、杏奈ちゃんがカーテンを降ろすタイミングが本の少し遅れ気味だったのはご愛嬌で。
私の後方の席のおばさま達からは、早変わりの度に驚きの声が上がっていました。
先日加藤敬二さんがクジャクの羽ばたきをされたそうですが、今日は10日と同様に原田麦子さんが担当していました。

サークル・オブ・ライフ
光川ラフィキの歌でスタートです。
小林さんはハンドマイクではなく、インカムのまま上手側で歌っています。

第二幕
ようこそ劇場へ

飯田兄君がセンターで李さん、達郎君と本来の形でリレーします。

ワン(フィナーレ)
基本的には前回と一緒ですが、坂田さんのポジションは小林さんが入っています。
ようこそ劇場へでレッスン用のバーの奥に置かれたアクリルミラーが移動しながら、俳優たちが表れてくるのは良い感じです。

サウンド・オブ・ミュージック
本編とは異なり、街灯が立ちヨーロッパの街中のような雰囲気の中、バッグを手に現れた笑顔の智恵さんマリア。
石畳の道を歩き、視界が開け山々が望める場所で、自然への思いを込めて歌っている、そんな姿が目に浮かんできました。
見習い修道女のマリアも素敵ですが、それとは違う笑みを浮かべた智恵さんのマリアがとっても素敵です。
本編が雄大な自然の中で育ってきた見習い修道女のマリアなら、ソンダンバージョンは素直に育った、ちょっと大人な良家のお嬢様的なマリアかな。
マリアを観ていると、自然に笑顔になってきます。

煉獄のおいらたちーヤクザー
飯田兄くんがヤクザを演じますが、芝さん同様に私には不似合いに思えてなりません。
シチュエーション的にも小節の効いた演歌調の歌い方でないと、台詞への流れが妙に感じてなりません。
飯田兄くんや芝さんが云々ではなく、ここはぜひとも達郎君に歌って欲しいです。
ちなみに、どう見ても弱いものいじめなんて、飯田兄君には出来そうもないですよね。

アンパンマンのマーチ
膝を抱え泣きべその達郎君が、何とも言えません。
飯田兄君と李さんの歌に、キャンドルを手にした智恵さん松元さん、光川さんの澄んだ歌声が美しいです。
アカペラでしっとりした歌声は、とても心に響いてきます。

友達はいいもんだ
李さん、智恵さん、そして全員のコーラスが美しいです。

明日は近づく
男性3人が下手側に残り、飯田兄君~達郎君~李さんと続く、男声のハーモニーがとても美しいです。
ボレロでは、原田さんが男性の衣装でダンスをしています。

すべての山へ登れ
この曲というと、秋山さんの懐の深い修道院長様がマリアの自立を願い歌う姿が浮かんできますが、智恵さんが歌うこの曲は聴いている私たちに語りかけているように感じられます。
この曲もまた、智恵さんならではだと思います。
普段この曲を聞く側の智恵さんは、どんな思いで歌っているんでしょうね。
以前、東京初演のサウンドでザルツブルク・フェスタというイベントがあり、そこでアベ・ベルム・コルプスでミュージカルではなく声楽系の智恵さんの歌声を聴きましたが、ふとそのことを思い出しました。

心を開いて
飯田兄君
今回は、客席降りをした杏奈ちゃんに握手をしてもらいました。

アンダー・ザ・シー
やはり拍手が起こり、客席とステージ上が一体化して、とても楽しいです。
ただ、李さんでもラストは大変そうです。
それを思うと、毎回頑張っている飯野さんは、やはり凄い方だと思います。
ちなみに、このシーンには智恵さんはいません。

あきらめないで
シーンチェンジ的な意味合いのナンバーですが、松元さんの歌声が優しく響きます。

スーパースター
達郎君の熱唱が、これまた良いです。
オープニングから智恵さんの歌声が響いてくるのが、私には嬉しいです。
上手でコーラスに入っている飯田兄くんの表情が、妙に嬉しそうに感じられます。

愛をありがとう
智恵さんのピコ、夢醒めではないけれど「ああ、これがラストナンバーなんだ」と、ちょっと寂しくも感じます。
智恵さんが歌うと、いっそう55stepsの「魔法使いと私」を思い出してなりません。
全員が階段に座り、「Thank You  60」のと書かれた幕が冠るのは、変わらずです。

お見送りは、前回と大きく変わりました。
10日はエスカレータの右側の窓よりに大半俳優が並び、大渋滞状態になっていました。
今回は、エスカレーターを挟んで壁側に1列、窓側はエスカレーター側と窓側に各1列の計3列となっています。
流量が多くなったため、かなりスムーズです。
反面一気にエスカレーターに誘導されるため、逆流はムリです。

智恵さんの存在感の高さを、改めて感じさせられました。

【ヴォーカルパート】
飯田洋輔
李 涛
飯田達郎

光川 愛
井上智恵
松元恵美

 

【ダンスパート】
松島勇気
朱 涛
大森瑞樹
斎藤洋一郎
水原 俊
松出直也
林 晃平

小林由希子
須田綾乃
井上佳奈
高田直美
坂本すみれ
相馬杏奈
西田ゆりあ
加藤久美子
原田麦子