My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

SONG & DANCE 60 感謝の花束 ~京都 17~18日

2013年08月18日 23時59分00秒 | 劇団四季

金曜日の幸せな一時が一転、1週間前に時間が戻ったのではないかとさえ思えました。
ホテルから劇場へ着く前にキャストチェックをすると、智恵さんと福井さんとのダブルになっている事に気付きました。
先週と違うのは、田代さんは入らず福井さん1人だけです。
食事もそこそこに、開場を待ってキャスボの前に立つと、女性ヴォーカルには光川さん、福井さん、松元さんのお名前でした。
結局、17日のマチネ、ソワレ、18日の楽まで変わることはありませんでした。
特に公演回を記していないものは、3公演全での私の感想です。
P1000179s_3

第一幕
愛した日々に悔いはない
福井さんのソロで始まり、光川さん、松元さんへのリレーです。

生きているってすばらしい
後半ダンスの終盤から小林さんが下手からセンターの位置に合流します。

挨拶
飯田兄君がセンターで、上手に福井さん、下手に光川さん。
まずは、飯田兄君、次に福井さん、そして光川さんと繋ぐのは、先週と同様です。

キャッツ~メドレー
スキンブルシャンクス
夜行列車の先頭に見立てた階段に座る水谷さんは、ポジション的にシラバブでしょうか?

メモリー
光川さんです。
後半の階段では智恵さんのように足下は見ませんが、右手でイントレに手を触れながら降りているので、やはり不安定な感じのようです。
歌声を聴いていると、グリザベラへ直ぐにでも入れそうだと思えてなりません。

狂信者シモン
智恵さんや光川さんたちが不安げな階段ですが、小林さんはイントレから一気に駆け下りていたのが意外でした。

ヘロデ王のうた
ヘロデガールは、松元さんと原田さんでした。
達郎君の下村さんの路線も進めるかなと思える上手さです。
本当に、芸達者です。

私はイエスがわからない
福井さんです。

ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト
飯田兄君のファントムは、土曜マチネは特に力強さが感じられ、やはり本編で観たいと思えてなりません。
クリスティーヌは西田さん、ラウルは松島さんで変わりありません。

マスカレード
仮面を被っていて判りにくいのですが、口元から誰か判ります。
ただし、時間が短いのでともすると確認できないまま終わってしまいます。

ガイ・ライク・ユー
達郎君の色気のある歌い方が、とても良い感じです。
松島さんのヘアスタイリスト姿が、何とも言えないです。
ベレー帽を放り上げると、腰のシザーケースから取り出したシザーの先端でキャッチしています。
スタイリスト風の光川さんもキュートで、今回お気に入りのナンバーとなりました。

天使が僕に
バレエカーテンの奥では、真っ赤なドレスに身を包んだエスメラルダ?が下手から上手へ移動していきます。
一瞬55stepsでの加藤久美子さんを思い出しますが、西田さんでした。

パート・オブ・ユア・ワールド
松元さんのアリエルは可愛いですが、ソワレではちょっとお疲れ気味なのかなと感じました。
海の中を表現した天幕がシンプルながら良い感じですが、アリエルがはけた後に撤収する際に何かを引っかけてしまったのか大きめの音を立てていました。

キス・ザ・ガール
このナンバーも、李さんの柔らかな歌声と男声4人、6人の天使たちのハーモニーが心地良く響ます。
ラスト、下手では斉藤さん(だったような気がします)がマイクスタンドを傾けて坂本さんと歌うのも良い感じです。
このナンバーも、お気に入りです。

愛せぬならば
観る度に、微妙にビーストの雰囲気が変わっています。
ソワレのラストは、野獣の咆哮とも思えるような力強いロングトーンでした。

お洒落は私の切り札
光川さんは、ファッションショーまでは本編のアムネリスのままです。
土曜ソワレでは、めでたく友人が舞台デビューとなり、とてもテンションがあがりました。

サークル・オブ・ライフ
福井さんのラフィキでスタートです。

第二幕
ようこそ劇場へ
バーレッスンをする西田さんと坂本さん、バレエダンサー特有のゆったりとして滑らかな動きがキレイです。
高田さんも、オペラ座でバレエを踊っていますが、お2人と比べると差がよく判ります。
松田さんのしなやか動きもキレイです。
対照的にターンを練習している松島さんの切れのある動きも目が釘付けとなります。
土曜ソワレでは、飯田兄君が後半のソロで1拍早めになったのか咬みそうになったのか、そこから少しテンションが変わった印象を受けました。

挨拶
飯田兄君と福井さんです。

サウンド・オブ・ミュージック
福井さんのマリアです。
智恵さんは言うまでもなく、先週の田代さんも私は素敵だと思いました。
福井さんの歌うこの曲は、歌が上手い方が歌っているという感じだったのが残念です。
土曜ソワレは、音程がちょっとブレているように感じられたり、動きもぎこちなさが感じられ等利して残念でした。

もうすぐ十七歳
オープニング、並んだベンチの一番奥には、達郎部長の姿が。
新聞なのか書類なのかを見ていたものの、追い立てられるかのように走り去っていきます。
煉獄のおいらたちー部長ーへの物語が、ここから始まっていました。
土曜ソワレでは、ここでも松元さんがお疲れ気味に感じていたのですが、ベンチに横になってから起き上がるときに、床に落ちてしまいました。
高さが低いので全く問題ありませんでしたが、一瞬「えっ?」って感じでした。

煉獄のおいらたちーヤクザー
土曜マチネでは変化を感じなかったものの、ソワレは歌い方を変えてきました。
1拍遅たり、巻き舌気味で小節を効かせた演歌調の歌いっぷりで、思わず心の中で「ガンバレ」と応援してしまいました。
賭場をよくよく観ていると、1人勝ちした李さんが集められた木札を見て嬉しそうな表情をしていました。
お隣で強面なイメージで座っている朱さんと、好対照です。
光川さんの「お粗末な人生ね」が、もう一呼吸間を置くともっと笑いが起きると思うのですが。

アンパンマンのマーチ
膝を抱えて泣きべその達郎部長に手を差し伸べ、歌い出す飯田兄君に必ず笑いが起こります。
土曜マチネでは、「今を生きることで、熱い心燃える。だから、気味は行くんだ、微笑んで~」の『微笑んで』で松元さん、福井さん、光川さんの全員がコーラスパートを歌ってしまいました。
急なキャス変に、段取りが上手くいなかったのでしょうか?
美しいハーモニーが魅力なだけに、ちょっと残念でした。

明日は近づく
後半のボレロでは、ダンサーとして入っている小林さんは登場していません。
日曜は、飯田兄君がお疲れ気味なのかなと感じられましたが、それをカバーするかのように達郎君の歌声が美しく響いてました。

すべての山へ登れ
光川さん、福井さんへとリレーされ、松元さんが加わります。
男声が加わり厚みが増すと、一層魅力的です。

アンダー・ザ・シー
今回の公演で客席とステージが一体化して、一番楽しめるナンバーだと思います。
土曜マチネでは、後半スチールドラムを持ちイントレに上がっていく途中、加藤さんがバランスを崩したものの、照れ笑いで済みました。
メモリーでの智恵さんや光川さんも不安げな印象を受けているので、気を付けて欲しいです。
4連ドラムを叩く須田さんは、先週はドラムに視線を落としたままで笑顔もほとんどありませんでしたが、今週はだいぶ笑顔が見られました。
本来なら西尾さんが担当されるのかなと思っていたので、頑張りに拍手です。
ただ、後からイントレがフロントに出てくるとき、須田さんを避けなければならないことが今週の4公演中2回見られました。
劇場によってはサイズも異なるので、事故のないことを願います。

スーパースター
完全に達郎劇場と化しています。
日曜は特に圧巻でした。

愛をありがとう
福井さんのピコでスタートです。
日曜の最終公演では、ひときわ心に響きました。
55stepsやSpiritと比べても20分も公演時間が短いため、あっと言う間のラストナンバーです。

そう言えば、土曜ソワレでは日下さんと木村さんがいらっしゃっいました。
以前、海でのソンダンでも、お2人で観劇されていました。
好きな演目なんでしょうか?
目を丸くして笑顔の日下さんが印象的で、思わず会釈をしてしまいました。

お見送りは、土日共に16日と同様でした。
智恵さん不在となり前方の席だったこともあり、大混雑を避けて最後に出ていました。
エスカレーター窓側の2列の俳優さん達が楽屋へ向かう途中笑顔でハイタッチが出来たのも、嬉しかったです。
ただ、日曜の二幕途中からエコーが深くなり、声の響が落ち気味だった飯田兄君が気になっていたのですが、最後に松島さんと2人で戻ってきた時には硬い表情で周囲の観客には笑顔もなく避けるように楽屋に戻っていきました。
そんな姿に、やはり何か小さなアクシデントがあったのかなと思わせるものでした。

わずか1週間半ほどで12公演しかなかったにも関わらず、突然のキャス変に俳優の方々も、観客も大きく振り回されたことと思います。
相応の期間、稽古や段取りをしてきたことと思うのですが、小さなアクシデントをも考えると来年1月初めまで続く公演が無事に終えられる事を祈ります。

私も、結局半分の6公演を観たものの智恵さんの歌声を楽しめたのは、16日の1公演だけでした。
心配されている方も多いことと思いますが、元気な姿が1日も早く戻りますように。

17日マチネ、ソワレ、18日千秋楽
【ヴォーカルパート】
飯田洋輔
李 涛
飯田達郎

光川 愛
福井麻起子
松元恵美

 

【ダンスパート】
松島勇気
朱 涛
大森瑞樹
斎藤洋一郎
水原 俊
松出直也
林 晃平

小林由希子
須田綾乃
井上佳奈
高田直美
坂本すみれ
相馬杏奈
西田ゆりあ
加藤久美子
原田麦子


SONG & DANCE 60 感謝の花束 8月18日

2013年08月18日 19時25分50秒 | 観劇

今、東京へ向かう新幹線の車内です。
結局、昨日再び起こったキャス変は、元に戻る事なく千秋楽を終えました。
どれほど準備期間があったのかは判りませんが、予期せぬ事態と対応状況的には、100%の対応は出来ていなかったと感じました。
全国公演のスタートですから、これから色々対応も取られて行くのでしょうね。
まずは、出演された俳優さん達には、お疲れさまでしたと伝えたいです。
月火の休演をはさんで、直に福岡公演が始まります。
本来のメンバーが元気な顔を揃えてくれる事を、祈っています。

【ヴォーカルパート】
飯田洋輔
李 涛
飯田達郎

光川 愛
福井麻起子
松元恵美

 

【ダンスパート】
松島勇気
朱 涛
大森瑞樹
斎藤洋一郎
水原 俊
松出直也
林 晃平

小林由希子
須田綾乃
井上佳奈
高田直美
坂本すみれ
相馬杏奈
西田ゆりあ
加藤久美子
原田麦子


SONG & DANCE 60 感謝の花束 8月17日

2013年08月18日 09時11分35秒 | 観劇

昨日の公演は、急なキャス変によるパートの変更があり、当初のものから変則的に進められた事もあってか、皆さん疲労もピークなのかも知れませんね。
随所で、気になる事が観られました。
詳細は、帰宅後にでもまとめてみるつもりです。

今日の千秋楽、まとまった舞台が観られる事を祈ります。