今回だけは、智恵さんメインです。
他の方の感想は、次回以降に。
何から、もしくは何を書いたら良いのか・・・。
8ヶ月前、昨年の8月17日。
前日の満足感と、さらなる期待で向かった京都劇場のキャストボードには、名前がありませんでした。
交代の理由は、噂話がチラホラとだけ。
地元の熊本3公演に出演した後は、全く動向が判らなかっただけに残るのは不安だけ。
本当に、長かったです。
なによりも、智恵さんお帰りなさい!です。
期待と不安で迎えた初日。
開演し、『悔やまない、選んだ道がどんなに辛く、この日々が報われず過ぎ去ろうと。』「愛した日々に悔いはない」の歌声が聞こえた時、笑顔になっているはずなのに涙が流れてきました。
「人間になりたがった猫」のライオネルじゃあるまいし。
「生きているってすばらしい」が終わり、飯田兄ちゃん、智恵さん、光川さんが登場しての挨拶。
「キャッツ」メドレーのメモリー。
この辺りまでは緊張していたのかな、挨拶も歌い方も硬さを感じました。
「ヘロデ王の歌」でのヘロデガールや、「メモリー」でイントレ上での様子は、何となく上半身ほど足下が動いていないような印象がありました。
イントレから降りる時は、足下を確かめるように見ながら、右手はイントレのパイプを握りしめていたのが印象的でした。
「パート・オブ・ユア・ワールド」や「お洒落は私の切り札」、「サークル・オブ・ライフ」など、ステージ上での動きは違和感もなく、進行と共にいつもの智恵さんに戻ってきた感じでした。
二幕になると、いつも通りの智恵さんでした。
「サウンド・オブ・ミュージック」では、マリアとしての智恵さんがステージに立っていました。
この曲で、本当に帰ってきたんだと実感しました。
次回以降、じっくりと楽しめると思います。
この日、智恵さん以外に気になったのが、松元恵美さん。
ソロナンバーの「パート・オブ・ユア・ワールド」での歌声が、今一つ不安定でした。
二幕の「もうすぐ十七歳」は歌は大丈夫でしたが、洋一郎君とのダンスでちょっとだけ「ん?」というところもありました。
初日の緊張というより、ちょっとお疲れ気味なのかなという印象も受けました。
もう一人、今回から加わった神永さん。
スラッとしてカッコ良いのですが、逆に「天使が僕に」では自身の叶わぬ願いを夢みているカジモドではなく、思いの届かぬ愛する女性を待っている韓流ドラマのワンシーンに見えてしまいました。
全般的には全国公演の演出のままですが、所々演出が変更されていました。
今回は、ほとんど1人にしか気持ちが向かっていなかったので、詳細はご容赦ください。
お見送りは、ファミミュと同様にロビーに3列で俳優さん達が並んでいました。
【ヴォーカルパート】 飯田洋輔 神永東吾 飯田達郎 |
井上智恵 光川 愛 松元恵美 |
【ダンスパート】 西尾健治 岩崎晋也 朱 涛 大森瑞樹 斎藤洋一郎 水原 俊 松出直也 林 晃平 |
原田麦子 坂田加奈子 井上佳奈 相原 茜 坂本すみれ 相馬杏奈 加藤久美子 間辺朋美 |