6日のNHK札幌の「ほっとニュース北海道」を見ました。
17年振りの札幌キャッツで地元出身俳優の1人としてキャスティングされながら、インフルエンザのために出演ができなかったランペルティーザ役の今 彩乃さんを追った、”故郷札幌で舞い歌いたい”というコーナーでした。
4歳で札幌の公演を観てキャッツに憧れたそうで、ご家族も今さんの出演する姿を心待ちにしていたそうです。
インフルエンザがきっかけにステージ立てない期間が続き、様々な思いの中で支えになったのは母親の元恵さんの言葉だったそうです。『なんやかんや言って、シビアになっているところがあったり、いつ出演できるかなとー家に帰ってもふさぎこんでいたけど、母親が”楽しみにしているからね”って。
”そっか、頑張る!”って。
それで心が和らぎました。』と、今さんが思いを語っていました。
開幕から1ヶ月半が経った3日、札幌での稽古に参加した加藤敬二さんから、4日からのキャストを発表となり、今さんの名前が挙がりました。
加藤敬二さんからは、「彼女が待つ身体能力は、ランペルティーザにぴったり。」
「コケティッシュでチャーミングで、でもちょっとやばくて、姉御で、そういうのが全部兼ね備えている。」とインタビューに応えていました。
今さんご自身は、「(ランペルティーザは)本当にいちばんピカピカ明るい存在なので、ころころ変わる表情が自然とみなさんを明るくできるようになっていたらいいなと思います。」と語っていました。
この時の表情が、とても素敵でした。
札幌初出演の客席には、元恵さんの姿が。
マンゴジェリーとランペルティーザのシーンも紹介されましたが、表情豊かなランペです。
最後に「どさんこの皆さんの前に帰ってきたよっていうか・・・、なんか勝手にそういう気持ちになって、キャッツの世界に入り込めたんじゃないかな」と語る今さんの笑顔が輝いていました。