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ウィキッド 千秋楽

2014年11月16日 20時28分09秒 |  WICKED

四季の抽選での千秋楽公演、初当選のウィキッドを観てきました。

客席を見ていると、青山弥生さんや豊田早季さん、服部ゆうさん等々、俳優さんも多く見かけました。

劇場内は、千秋楽独特の雰囲気に包まれていました。
とは言え、開演直前の水を打ったような静けさではありませんでした。
普段とは違ったのは、苫田グリンダがシャボン玉に乗って登場した時と、雅原エルフィーが登場した時、拍手が湧き起こりました。
普段こんなシーンに遭遇したことがなかったので、ちょっとビックリでした。
私としては、ここでの拍手はいらないと思うのですが・・・。

苫田さん、雅原さんも含めて、カンパニー全体が普段以上に熱の籠もった感じの舞台でした。
苫田さんの可愛さや歌の上手さは、流石です。
先日の志音ちゃんも楽しませてくれましたが、細かい仕草を含めてグリンダを演じ続けて来る中で積み上げてきたものが説得力を増していると思います。
フィエロが「8時頃迎えに行こうか?」への「素敵!」が以前までの力の籠もったものから、普通に可愛らしいものに変わっています。
逆に、先日の志音ちゃんの方が力強くなっていました。
雅原さんのエルフィーも、感情表現が良かったです。
グリンダからプレゼントされた帽子を被ってパーティーに来たエルフィーに対し、前回は「バッカじゃないの?本当に被ってきた。」と大声で言い放っていたシェンシェンですが、今回はありませんでした。

今まで見てきたものも思い出され、一幕から涙が滲んできました。
何時にもまして、WICKEDの世界にグイグイ引き込まれ、あっと言う間にラストを迎えたという印象でした。
暫く見られないのは、ちょっと淋しいです。

千秋楽特別カテコ
「大嫌い!」本編とは逆に、上手袖で苫田グリンダが、下手袖階段上立ったに雅原エルフィーが舞台上に降りてきて、For Goodをしっとり歌いあげていきます。
「For Goodが終わると、舞台上にはメインキャストが立ち、それぞれのソロを数小節ずつ歌い、袖にはけていきます。
先ずは、松下陛下。
「アイ・アム・ア・センチメンタルマン~。いつも夢に見てる、パパに・・・♪」(センチメンタルマン)
次は、厂原ボック&保城ネッサ。
ダンスパーティで互い歌う「ネッサ、あのネッサ話があるんだ。~哀れみからね、それでも良いの嬉しいわ・・・♪」
飯村フィエロ「君に会って、目覚めた~。今、心は愛に満ち~♪(二人は永遠に)」
中野マダム・モディブル「やっと会えたわ、・・・見つけたわ♪」
ラストは、菊池ディラモンド教授のの「メェ~!」
アンサンブルサンによる、エメラルドシティ。
ここではボックとネッサもダンスをしていました。
再び全員がステージ上に揃い、コーラスの部分からは2人ずつで客席に応え、グリンダとエルフィーがエメラルドシティのラストを歌うと、白倉さんの「陛下がお呼びです!」と共に、松下陛下が再登場。
ステージ奥には、千秋楽の巨大な記念ボードが。
千秋楽への感謝のメッセージと、12月20日開幕のFESTIVAL! 扉の向こうへの案内を述べ、特別カーテンコールが終了となりました。

満員の客席からは多くの拍手が贈られ、何度も何度もカーテンコールが続きました。
袖にはける度に、苫田さんが両手を頭上に突き上げたり、投げキスを連発したり、お尻をフリフリしたりと楽しませてくれたのも、カテコが多くなった一因かも知れません。(笑)
雅原さんの投げキスも!

グリンダ 苫田亜沙子
エルファバ 雅原 慶
ネッサローズ 保城早耶香
マダム・モリブル 中野今日子
フィエロ 飯村和也
ボック 厂原時也
ディラモンド教授  菊池 正
オズの魔法使い 松下武史

【男性アンサンブル】
永田俊樹
品川芳晃
熊川剣一
松尾 篤
田井 啓
白倉一成
菱山亮祐
光山優哉
三宅克典

【女性アンサンブル】
織田なつ美
間尾 茜
栗城 唯
渡部真理子
大岡 紋
小澤真琴
榊山玲子
石戸瑶子
本井亜弥

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