手に入れてから、1週間。
ようやく、手に馴染んできました。
購入したのは、iPhoneではなく、ＮＥＣカシオモバイルコミュニケーションズのMEDIAS。
先月発売されたばかりの、新機種です。
あまり購入する気はなかったスマートフォンを購入したのは、先月の地震でした。
11日の地震直後、被害の少なかった都心でも、携帯が繋がるようになるにはかなり時間を要しました。
その間、通話はできなくてもWebは普段と変わりなく、mixiへの書き込みを見て友人たちの無事を確認していました。
問題は、週が明けた職場での状況でした。
職場は通信費の削減を図って、数年前に全社員の携帯をDoCoMoからSoftbankに切り替えました。
それに伴い、固定電話もソフトバンクコミュニケーションへ。
これにより、Softbank間の通話は原則無料のため、目的に沿った形になったようです。
ところが、地震後に私たちが直ぐに気付いたことが。
営業時間にもかかわらず、電話が殆ど鳴らないこと。
最初は、自宅待機を含めて震災対応をしているためだと思っていました。
ところが、現実は少々違っていました。
それは会社支給の携帯や会社の電話を利用すると、「ただいま大変混み合っています。・・・」のアナウンスが流れ、繋がらないのです。
ところが私物のSoftbank以外の携帯からは、ごく普通に繋がったのです。
結局、Softbankのインフラの問題なのか、通話料が抑えられていることにより他社よりもトラフィックが高かったのかは判りませんが、キャリアによる差を改めて実感させられました。
いずれにしても、災害時に通話は有効な手段ではないということは、確かなようです。
携帯でもi-modeやワンセグが装備された携帯を利用していれば、有効に活用できるはず。
さらに、スマートフォンを利用すれば、画面の大きさも含めて情報量が大幅に増えます。
ネットを活用して、radikoを利用したラジオ情報も入手することができます。
MEDIASが採用しているAndroid OSならばFlashが利用出来、更にはインターネットネットバンキングも利用出来ます。
REGZA PhoneやMEDIASのように、お財布携帯としても利用出来る機種も出始めています。
バッテリーの確保という問題があるものの、ＰＣと比べれば可搬性にも優れているので、利用者も増えそうですね。
お財布携帯の機能も、まもなくモバイルSuicaの機能も利用ができるようになるとのことなので、数ヶ月後には携帯を解約することになりそうです。