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「君もガリレオ」プロジェクト

2008年11月18日 23時52分00秒 | 

世界天文年2009を、ご存じでしょうか?
このイベントは、多くの方々に夜空を見上げてもらい、宇宙の中の地球や人間の存在に思いを馳せ、ガリレオのように自分なりの発見をしてもらおう、というものだそうです。
「地球人」としての認識を持ち、一緒に未来に向かっていくことを目標としつつ、ガリレオの経験したような驚きを、全員が共有し、尽きない宇 宙の謎の魅力にふれてもらうため、天文学と宇宙科学に関する行事を、世界中で展開していくとのことです。

ガリレオ・ガリレイが作った望遠鏡は、口径40mmの屈折望遠鏡。
市販されている天体望遠鏡でも、口径40mmという小型のものを見つけるのは難しいのではないでしょうか?
それほど小型の望遠鏡、しかもレンズの性能も現代のものとは比べものにもならないと思います。
それでも、探求心と熱意が様々な発見をもたらしたのだと思います。

世界天文年2009のイベントの一つとして、ガリレオが作ったものと同等の天体望遠鏡を作り、400年前に彼の発見や驚きを体験してみようという企画が「君もガリレオ」プロジェクトです。
実際に望遠鏡を作るといっても、さすがにレンズを磨いて作るというわけにもいかないため、イベント用に用意されたものもあるようです。

私も子供の頃、小学校4年の頃だったと思います。
父親から、天体望遠鏡のキットを貰ったことがあります。
おそらくレンズ口径が60mmくらいの屈折望遠鏡で、段ボールのような厚手の紙筒製の鏡筒をつなぎ合わせたもので、初めて天体望遠鏡を手にするには少々扱いにくいものでした。
組み立ては思っていたほどの時間はかからなかったものの、実際に月や惑星を見たのは大分時間が経ってからだったと記憶しています。
それでも、初めて観た月面のクレーターには、私も父も大きな驚きでした。
以来、今でも星空への思いは変わりません。

私が初めて望遠鏡を手にした頃と比べると、暗い夜空も、広い空も身近な場所に求めることが難しい状況だと思いますが、1人でも多くの人に同じような感動を味わって欲しいものです。
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世界天文年2009
The International Year of Astronomy 2009


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