なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

葉酸欠乏・ビタミンB12欠乏

2017年07月18日 | Weblog

 心房細動・心不全でクリニックに通院している80歳代前半の男性が、肺炎で入院した。抗菌薬投与(セフトリアキソン)で肺炎は順調に軽快治癒した。この方は身寄りがなく、さらに認知症がある。市役所で世話をしていたが、最近後見人(引き受ける組織がある)がついたということだった。これまでよくひおり暮らしをしていたというくらいで、今回は病院を退院して施設入所ずることになった。

 入院時から汎血球減少があった。クリニックの先生は昨年9月に開業するまで当院循環器科だったので、検査の記録は残っている。以前から汎血球減少傾向があり、ゆっくりと進行してきている。白血球2900・Hb8.8g/d(MCV97.0)l・血小板11.8万で、まだそのまま経過をみれなくはないが。

 入院しているうちに、MDS疑いとして骨髄穿刺をしておくかどうか迷っていた。血清鉄は低下して、フェリチンは正常範囲にある。念のためにと血清葉酸とビタミンB12を提出していたが、結果は両者が低下していた。これは何だろうか。

 とりあえず、葉酸とビタミンB12を補充して(経口で)経過をみることにした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする