なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

新型コロナワクチンの3回目接種

2021年12月15日 | Weblog

 月曜日に新型コロナワクチンの3回目の接種(ファイザー)を受けた。注射部位の疼痛・腫脹や発熱の副反応が2回目より早く出現した。2回目の時は、注射部位の症状は翌日の朝からで、発熱は翌日午後に出て(37.6℃)、倦怠感が強かった。

 今回はその日の夜から注射部位の疼痛・腫脹がひどくなった(寝ていて布団が当たっても痛い)。翌日朝から発熱(37.7℃)があり、午後になっても続いていた(37.5℃)。

 市医師会の講演会があり、座長をすることになっていたので、夕方にアセトアミノフェン500mgを使用した。それもあったとは思うが、時間的な問題でその後は解熱していた。翌々日の今日も注射部位の疼痛・腫脹はまだあるが、治まって来ている。

 昨日は、病院職員の新型コロナワクチンの問診係をしていた。若い人でもほとんど副反応がない人もいて、副反応の頻度は多いが、確かに全員に出るわけではない。

 注射部位の疼痛・腫脹はかなりの人で起きるが、有意な発熱は2~3割になる。おそらくほとんどの人で注射部位の症状は多少あると思うが、程度が軽いと気にしないのだろう。

 

 忽那先生のYahoo newsの記事によれば、3回目接種の副反応は2回目とほぼ同じということだ。

 

3回目のワクチンの副反応の頻度 モデルナ社とファイザー社との比較(DOI: http://dx.doi.org/10.15585/mmwr.mm7039e4より筆者作成)
3回目のワクチンの副反応の頻度 モデルナ社とファイザー社との比較(DOI: http://dx.doi.org/10.15585/mmwr.mm7039e4より筆者作成)

 

 

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