プレゼント

先週末に泊まっていたジェフリーさんは、
イタリアからフランクフルト経由で
アジアに着きました

そのドイツに寄った時、
「夏に初対面なのにうちに泊まって行った
オーストリアに住むカップル」
＝サビーナとマリオに
会って来たそうです。

あの時は、ある日とつぜん
知らない人から国際電話がかかってきて、
「私達はジェフリーの友人。
今オーストラリアに来てるけど、
このあとTOKYOに行くので
お会いできるのが楽しみよ。」
と宣言されたのが始まりでした

その電話のことをダンナJに話したら、
「彼らは２泊くらいうちに泊まるかも」

・・・ということで、
お布団敷いておいてあげたら、
なぜか１ヶ月のうち合計２～３週間うちに泊まって行くという
悪夢へと繋がったのでした

その時は、そのジェフリーさんも
彼らがうちにそんなにずっと泊まるとは
思いもよらなかったそうです

少なくてもまだキウイやイタリアの常識では
初対面の人のうちに長期滞在することはないと言うことですね

しかし、ドイツやオーストリアの常識は
また違うようだった・・・

という私の一夏の経験でした。
そして、もしもまたサビーナ＆マリオから
日本に来るなんて連絡があったら、
「私達は１ヶ月留守にしています」とか
言おうかな、と密かに決心していた私です
（これ、よく考えたら、留守中に家を貸して
とか言われそうで、ツメの甘い計画です）

ところが

ジェフリーさんがもう翌日
香港だったかヴェトナムに発つという日、



これを机に広げていたのです
そして、
なんと、
サビーナ＆マリオからと言うではありませんか

ここで私のあの夏の決心は
帳消しになりました

プレゼント・・・って
たかがモノですけれども、
誰かのために、
考えてそれを調達しなければならないのですよね
時間や労力、お金などがかかっています。
ですから私は
現金なんですけれども、
やっぱりプレゼントは愛の１種だと思うんです・・・



そんな信念の私ですから、
巨大なスーツケースを２コもひきずって現れ、
「１番大きいスーツケースはプレゼントばっかりぎっしり」
と私に告げておきながら
それをわが家では開けずじまいだったジェフリーさん、

今や半年間私のランク表で最下位だった
サビーナ＆マリオよりも
下位にランキングです

ほとんど話をする時間もなくて
日本のお中元、お歳暮＆お土産の文化を
ご紹介できなかったことがとても残念