東京・丸の内の「三菱1号館」
J「それで、銀行は誰のか、とか、どうして持ってるのか、ってきかなかったの?」
私「きかなかったよ」
J「信じられない!そんなの日本だけだ」
キャッシュ・カードがなくしてしまいました。
それはJの口座で、らでぃっしゅぼーや(食品の宅配)と
Mの習い事の月謝の支払いに使っているので
私がずっと預かっているんですが、いつもの場所にないのです
それで、カードの代りに通帳があればどうにかなるかと、
Jから通帳を借りて銀行のATMに差し込んでみました。
・・・が、通帳は差し込み口から吐き出され、
「この通帳はお使いになれません」の文字がスクリーンに
中をよく見たら、最後の記帳は2007年・・・
5年も使ってないと通帳も使用不可になるとでもいうのでしょうか??
それで、銀行の人にきいてみたのです。
「この通帳使えないんですけど、しばらく使わなかったからでしょうか?」
銀行の人「磁気が弱くなっているかもしれませんのでお調べしますね」
・・・5分後・・・
「お待たせいたしました!磁気を補強しましたので、どうぞ!」
ああ、ありがたや・・・とりあえずこれで「預け入れ」だけはできた。
これをJに報告したら、一番上の質問をされたわけです。
「イギリスでもニュージーランドでも、
他人の通帳を持って『これ使えないんですど』って銀行にきいたら、
『それは誰のか?なぜ他人の通帳を持っているのか?』って
きかれるに決まってるよ!」
・・・だそうです。
つまり、セキュリティーの問題ですね。
自分のものでない通帳が使えないんですけど~という人が来たら、
ID確認や、通帳の持ち主との関係をまず証明させ、悪用を予防するということ。
それが、日本では、どうみても J◯◯◯◯ S◯◯◯◯◯◯ には見えない私に
ノーチェックで弱った磁気テープを補強してくれた。
夫婦別姓の私にとっては助かった対応でしたし、
印鑑がなければお金をおろせないんだから、
別にいいんじゃないかな~と思った私は、
日本の平和ボケなんでしょうか??