けさのニュースにメリル・ストリープさんが出ていました。
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今月16日公開の映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
PRのため来日というニュースでした。
アカデミー賞主演女優賞をはじめ数々の賞を受けた話題の映画のようです。
現存する政治家、とは言え、そこは女性が主人公ですから、
配給会社としてはぜひとも女性客にアピールしてヒットさせたいという気持ちを、
タイトルの「涙」から感じてしまいます・・・
私もこの時代にとても興味があるのでぜひ見たいです。
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マーガレット・サッチャー
・・・興味を持ったのは、ミュージカルと音楽がきっかけです。
ミュージカル「BILLY ELLIOT」の1シーン
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ちょっと暗いんですけど、風刺キャラとなったサッチャーさんの巨大人形
とおじさんがトレードマークのブルーのスーツで仮装してるのがグロテスク
このお話は、サッチャーが政権をとってまもなくの80年代前半、
収益の悪い炭坑を閉鎖する政府と、仕事を無くす炭坑夫の争いが背景にあるのです。
その現実から逃れたい気持ちがダンスへのパワーとなって
ビリー・エリオットは生まれたのでした。
それから、音楽の方は、UKパンクの登場です。
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70年代中盤、「ゆりかごから墓場まで」の福祉を押し進めた英経済はどん底でした。
「イギリス病」という言葉もありました。
(とは言っても1980年に1ポンドは400円強だった・・・)
貧乏で毎日はつまらない。けど若くてパワーはある。
オレたちが不幸なのは政治が悪い!国家が悪い!ってことで、
「アナーキー・イン・ザ UK」で「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」です。
あ、後者は、皮肉で本物の女王をおちょくったんですね。
パンクの音楽性自体はともかく、
80年代からサッチャーの舵取りで英経済は立ち直ったかのように見え
音楽も、ゴージャスなルックスのニュー・ウェイブに受け継がれ、
「カルチャー・クラブ」とかが現れるのです。
その後年月をかけてブレアの時代にはバブル経済になるのですけど、
そのきっかけをたどると、やはり、サッチャーの第1歩だったかな、と思うのです。
貧乏な、だけど「愛すべき古さ/変わらない頑固さ」があったUKは70年代まで。
その最後の年79年に始まるサッチャー時代。
どんなイギリスを見せてくれるのかな。
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今月16日公開の映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
PRのため来日というニュースでした。
アカデミー賞主演女優賞をはじめ数々の賞を受けた話題の映画のようです。
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現存する政治家、とは言え、そこは女性が主人公ですから、
配給会社としてはぜひとも女性客にアピールしてヒットさせたいという気持ちを、
タイトルの「涙」から感じてしまいます・・・
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私もこの時代にとても興味があるのでぜひ見たいです。
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マーガレット・サッチャー
・・・興味を持ったのは、ミュージカルと音楽がきっかけです。
ミュージカル「BILLY ELLIOT」の1シーン
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ちょっと暗いんですけど、風刺キャラとなったサッチャーさんの巨大人形
とおじさんがトレードマークのブルーのスーツで仮装してるのがグロテスク
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このお話は、サッチャーが政権をとってまもなくの80年代前半、
収益の悪い炭坑を閉鎖する政府と、仕事を無くす炭坑夫の争いが背景にあるのです。
その現実から逃れたい気持ちがダンスへのパワーとなって
ビリー・エリオットは生まれたのでした。
それから、音楽の方は、UKパンクの登場です。
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70年代中盤、「ゆりかごから墓場まで」の福祉を押し進めた英経済はどん底でした。
「イギリス病」という言葉もありました。
(とは言っても1980年に1ポンドは400円強だった・・・)
貧乏で毎日はつまらない。けど若くてパワーはある。
オレたちが不幸なのは政治が悪い!国家が悪い!ってことで、
「アナーキー・イン・ザ UK」で「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」です。
あ、後者は、皮肉で本物の女王をおちょくったんですね。
パンクの音楽性自体はともかく、
80年代からサッチャーの舵取りで英経済は立ち直ったかのように見え
音楽も、ゴージャスなルックスのニュー・ウェイブに受け継がれ、
「カルチャー・クラブ」とかが現れるのです。
その後年月をかけてブレアの時代にはバブル経済になるのですけど、
そのきっかけをたどると、やはり、サッチャーの第1歩だったかな、と思うのです。
貧乏な、だけど「愛すべき古さ/変わらない頑固さ」があったUKは70年代まで。
その最後の年79年に始まるサッチャー時代。
どんなイギリスを見せてくれるのかな。