Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

フランケンシュタイン感想2

2014-02-21 16:50:00 | ベネディクト・カンバーバッチ
2/22追記昨日、3月に再上映が決まりましたね!
3月28日(金)~30日(日)がジョニリーチャー、
4月4日(金)~6日(日)がベネリーチャー
です。
また週末の3日間限定なんですね。
しかし今週末の上映が先行上映とはこちらの記事を読むまで知りませんでした。なんだー、知っていたら、昨日無理に2往復しなかった・・・かも知れない。けど、ファンが見たいとチケット買ったからこその再上映ですよね!みなさん!やった~~!!
追記ここまでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フランケンシュタイン博士=ジョニー 被創造物=ベネディクト のバージョンです。
ネタばれなし


photo by Pete Jones

と言うのも、今これを自宅で書いてて、またUターンして映画館に2回目行くので、本当にただの印象しか書けないのです。

被創造物=クリーチャー=怪物=モンスターが愛おしい・・・・もう、真性コレクティブとでもなんとでも言われても仕方がない、ベネディクト演じるクリーチャーに感情移入してしまって、悲しくて仕方ありません!

ジョニーがクリーチャーをやった時は「演技が巧いな」と思ったのですけど、ベネディクトがやる時はその理性を越えて「なんて悲しそうな瞳をしているの・・・?!うるうる・・・」状態になってしまって恥ずかしいんですけれども、思い返せば、私が好きなベネディクトの作品は、どれもこれもコンプレックスや悲しみをかかえた役に感情移入してしまうというパターン。その役が天才だったり地主の息子だったり優性人類だったりすると可哀想さかげんも緩和されるのですけど、この、クリーチャーに至っては、コンプレックスと悲しみ以外になにもない!

知性あふれる演劇ファンやコレクティブは、どっちのバージョンもおもしろい!好き!と語っていらっしゃるのでしょうが、だめだ・・・、先週末のベネディクト博士は、私には威厳が感じられずTo the Ends of the Earthの世間知らず坊ちゃんに見えたし、ジョニー博士は迫力あって男の身勝手さや偏見まで感じ取れた。やっぱり個人的にピタリとくるのは今週末のバージョンです。好みの問題とも言うでしょうけど、私にはリアリティがあるのがこっちです。

それでも!先週見た時は、作品としてすごく楽しめたんですね。だから、あれがあっての、比べられるからこれなんでしょう。(そしてコレクティブ・フィルターを自覚した)

あと、ちょっとおもしろいのは、実際には身長はジョニーよりもベネディクトの方が高いんですけど、ジョニーの方が大男に見えるのはなぜ?それに、メイクだって差はそれほどないでしょうに、ジョニーよりもベネディクトのクリーチャーの方がツギハギが大きくて醜く見えるのはなぜ?頭の変な髪の毛のせい?私がエレメンタリーを見てないからジョニーさんのカッコいい姿をよく知らないのでクリーチャーメイクに違和感を感じないの?・・・それともやっぱりコレクティブだから、メイクとわかってても痛々しくて切なくなるのかしら・・・・