中野京子著「怖い絵3」という本の表紙は、フュースリの「悪魔(1781)」です。
本によると、この絵は当時も大変な人気で、いくつもヴァージョンが作られ、革命前の貴族の館を飾ったそうです。
夢の中で女性をレイプし絶頂をもたらす者の正体が腹の上の醜い悪魔なのだそうです。それをカーテンから覗いているのは馬で、男の好色のシンボルなんだそうです。うーむ、私には馬も悪魔に見えますが。
フュースリは、フェミニストのメアリ・ウルストンクラフトから恋い焦がれられて、一緒にパリへ行こうと誘われたそうです。が、既婚者の彼は断り、メアリは単身パリへ渡り、別の男性と結婚して娘を産むものの、産褥熱で亡くなったそうです。
同じ名前をつけられたその娘も、長じて後に母と同じく既婚者に言い寄りましたが、今度は奥さんを追い出し結婚してしまいます。その相手とは詩人のシェリー。そうです!娘のメアリが「フランケンシュタイン」の作者だそうです。
この絵には既視感があると思ったら、ケン・ラッセルの「ゴシック」という映画のヴィジュアルではないですか。
それで私は、ゴシックのヴィジュアルを見てからン十年たってから、寝そべる女性の上にしゃがむ小男の写真に元ネタがあったことを知りました!あああああ。
映画「ゴシック」はメアリとシェリーがバイロン卿の別荘に滞在した時の出来事を描いていて、バイロンの別荘にも、この絵を飾っていたそうです。
ああ、なるほど~、なるほど~!「ゴシック」が見たくなりました。
本によると、この絵は当時も大変な人気で、いくつもヴァージョンが作られ、革命前の貴族の館を飾ったそうです。
夢の中で女性をレイプし絶頂をもたらす者の正体が腹の上の醜い悪魔なのだそうです。それをカーテンから覗いているのは馬で、男の好色のシンボルなんだそうです。うーむ、私には馬も悪魔に見えますが。
フュースリは、フェミニストのメアリ・ウルストンクラフトから恋い焦がれられて、一緒にパリへ行こうと誘われたそうです。が、既婚者の彼は断り、メアリは単身パリへ渡り、別の男性と結婚して娘を産むものの、産褥熱で亡くなったそうです。
同じ名前をつけられたその娘も、長じて後に母と同じく既婚者に言い寄りましたが、今度は奥さんを追い出し結婚してしまいます。その相手とは詩人のシェリー。そうです!娘のメアリが「フランケンシュタイン」の作者だそうです。
この絵には既視感があると思ったら、ケン・ラッセルの「ゴシック」という映画のヴィジュアルではないですか。
それで私は、ゴシックのヴィジュアルを見てからン十年たってから、寝そべる女性の上にしゃがむ小男の写真に元ネタがあったことを知りました!あああああ。
映画「ゴシック」はメアリとシェリーがバイロン卿の別荘に滞在した時の出来事を描いていて、バイロンの別荘にも、この絵を飾っていたそうです。
ああ、なるほど~、なるほど~!「ゴシック」が見たくなりました。