Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

スコットランド:エジンバラ

2015-10-06 19:33:00 | イギリス
スコットランド2日目は、友人の家から電車で乗り換え駅のエジンバラに戻って街を歩きました。エジンバラは駅構内を見上げただけでガラス越しにお城が見えるという、中世騎士物語ごっこができるんじゃないかと期待させるものがあります。

まずは駅のすぐ近くの「バルモラルホテル」で、夏は女王様が使用中のため閉まってしまった同じ名前の「バルモラル宮殿」へ行けない悔しさを紛らわすため写真を撮りました。キルトのポーターさんも風情です。



↓ こちらも駅からすぐ近くのエジンバラ城



訪ねた日は、ミリタリー・タトゥーという軍隊の国際祭典の前日でラッキーでした。当日になると一般の人は客席のチケットがないと入れなくなり、そのチケットは非情に入手困難な人気だそうです。2013年には、なんと舞台「戦火の馬」のジョウイも参加したとのこと!!!



イギリスの代表的な軍用機スピットファイアーも発見!!マーティン!




さて、この週は、パフォーマンスアートのフェス、エジンバラ・フリンジが始まるところでした。フリンジとは、パレーズ・エンドの脚本家トム・ストッパード作『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(1966)などが初演もした有名なフェスで、大学生時代のベネディクト・カンバーバッチも参加したという記事も読んだことがあります。この日はまだ公演はほとんど始まっていなくてスタッフ&キャストは舞台の準備&宣伝に大忙しの日でした。大通りは大道芸人に混ざってフライヤーを配る人や衣装を着てプロモーションに励む人ですごい活気でした。



東欧風のドレスの女優さん達 ↓



↓ この3人の俳優さん達は、それぞれ別の劇団の人達。快く一緒に写真を撮らせてくれました。フライヤーもいただいて見に行きたかったのですが、本格的に公演が始まるのはこの日の3日後からで残念でした・・・!



街を歩いていると、メイン会場の劇場や教会のホールなど各地で準備の人が出入りしていて、裏方をのぞいただけでもワクワクしました。


スコットランドと言えば、イギリスの代表的なイメージであるタータンのキルトやウール&カシミア製品の原産地です。いわゆる観光地のお土産屋さんもキルトは前面押しです。初めて見た時には店先にディヴィッド・テナントやユアン・マクレガーがぶら下がっているような錯覚に陥りましたが、街中あちこちにあるのでテナントやマクレガーの大売り出しみたいな感じ・・・



大売り出しでもちゃんとしたウール100%で質は悪くないんですよ。
でも、お土産屋さんだけでなく、地元の人達も愛用している正統派やちょっと個性的なお店もありました。

正統派でおしゃれなWalker Stater、ここは紳士のお店 ↓



↓ こちらは婦人服の方の店内で、子供服のコーナーのちっさなツイードのジャケットがかわいすぎです。パレーズ・エンド!



でも私ツイードのジャケットやパンツ、スカートは既に持っているので、すみません、ソックスだけ購入しました。



オリジナルのレトロなプリントとタータンの組み合わせがかわいいブティックNessは、スコットランドのキャス・キッドソンみたいでした。

写真は紹介サイトより



イギリスのロンドン以外の大きい都市は、ヨークやブリストル、カーディフなどには行ったことがあります。エジンバラはそれらとは違う規模と風格があり、それでいてロンドンともまた違い、土地に高低があるため下の写真のような、山の上のお城の優美な雰囲気が漂って、やはり歴史なら中世、そこからファンタジーへと妄想が繋がる魅力があります。