Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ご近所でスコッチウイスキー

2018-01-28 21:38:00 | イギリス


近所に変わったお店があります。

焼き鳥屋さん、つまり飲み屋さんなんですが、ローマ字で「YAKITORI SAKE ROCK'N ROLL」と書いてあるんです。しかも最近は「POLITE CUSTOMERS ONLY」などと英語でデカデカと看板まで出ていてそれ自体がROCK。

そこに夫が友達と集うというので、私もちょっぴりお店をのぞいてみました。実は眠かったので迷ったのですが、娘にも「行っても行かなきゃ良かったって後悔するんじゃない」などとたしなめられたのですが、、、

それが行ったら楽しかったんです。

まずお腹がいっぱいでビールやサワーは無理と思い、チビリチビリできるウイスキーをロックで飲むことにしました。シングルモルツのスコッチだけでなく、アイルランドのまであります。

珍しいアイルランドのに興味があったのですが、なんとアルコール分が60%近い!それはムリかも・・・とスコッチ(写真中央)にしましたが、それでも46%ですよ。

でもこれが自分でも驚くことに美味しいと感じたのです。

夫の友人で私も付き合いの長い人を含むニュージーランド、オーストラリア、イギリス勢が全部で9席しかない小さなお店をほぼ独占、そこに金髪の女性もひとり混じっていて、彼女はなんと近所の宿に泊まっていてひとりで来ていたのでした。

しかも私の古巣と同じファッション業界の人で、有名なブランドの会社で働いていてパリから出張に来日、仕事を終えてその夜は休日を過ごしていたのでした。

彼女は英語も上手でしたがフランスとイタリアのハーフなのだそうで、東京の近所の不思議な焼き鳥屋で、なんだかおしゃれな女性とスコッチウイスキーを飲むというインターナショナルでファッショナブルなことになってしまいました。

と言っても、彼女は気さくないい人で、気取ったパリジェンヌのイメージとは全然違います。

とっても面白かったのが、メンズチームの雰囲気でした。いつもはキッズを含む家族ぐるみのおつきあいがメインだったので、彼らも家庭モードと旧友モードでリラックスして少年のような顔と態度の人たちだったのに、

パリから来た金髪の女性が1人混じるだけで、緊張感みなぎり背筋が伸びてる感じ。

一応彼らもちゃんとした仕事を持つビジネスマンなので、本当はそっちがいつものモードなんでしょうが、私からしてみると、私は彼らを緊張させられる存在ではないのだな、ちぇっ・・・とちょっぴり己の女子力不足にガッカリ。

でも本当に彼女は初めての東京で「巣鴨のおばあちゃんの原宿」に行ったりする、パリ女性というにはホッコリ好きのフレンドリーな人(私自身に相当パリジェンヌに偏見ありますな)だったので、たまにはお酒を飲みに行くのも楽しいな!と思えたのでありました。あ、そうそう、彼女に私のことを「あなたはオシャレよー」と言ってもらえたのも、かなり気を良くした一因です。