オフィーリアと言ったらシェイクスピアの悲劇「ハムレットの恋人」とストーリーを知らない人でも知っているのではないでしょうか。
ハムレットは北欧の苦悩の王子として俳優さんたちも「これを演じてこそ一流」とされる金字塔のような役らしいですが、
実は私はそのストーリー展開にはなかなかスッと入り込めないものを常に感じていました。
それに対する「回答」のような映画がこちらでした!!!
オフィーリア視点だとこれはこうだったのか、という、100点満点の答案用紙じゃなかったけれど、部分的にはかなり膝を叩いてしますし、原作は2006年発行リサ・クレイン著のヤングアダルト小説なのでフェミニズム的にも満足出来るオフィーリア像となりました。
しかも「ハムレット」なのに、あれ?いつの間に「ロミオとジュリエット」?な展開があったり。(笑)魔女とか出てくるんで「マーリン」の世界みたいだったり。
欲を言うとハムレットの影が薄い、薄すぎた・・・もう少しアンニュイなイケメン王子にして欲しかったな・・・
演じたジョージ・マッケイは絶対見たことある!と思ったら「1917」のスコくん。実はかっこいいのに、なんか映画の中だとおとぼけキャラになるのはなぜなんだろう。