イブに続いてもうひとつ動画を・・・
こちらは男性ダンサーの「白鳥の湖」で知られるマシュー・ボーンのカンパニー「ニュー・アドヴェンチャーズ」から送られてきたクリスマス動画。
映画ではジョニデが演じた「シザーハンズ」のバレエ版、主演エドワードを演じるのが今このカンパニーで私が1番好きなリアム・モウワーなので見てみました。
リアムは、これまた私の大好きなミュージカル「ビリー・エリオット」でビリー少年役を踊っていました。同じくビリー出身のトム・ホランド君もスパイダーマンとして大人気ですが、リアム君のいつも泣きそうな顔は詩情豊かでシザーハンズにぴったり。
またまたロックダウン中のロンドンの劇場サドラーズ・ウェルズにて、無観客で今月撮影された最新映像です。サドラーズ・ウェルズはその昔近所に住んでいて、人気の「白鳥の湖」をやっていたのでチケットを買いに行ったら最前列が1枚残っていて、間近で見れて大感動して以来のマシュー・ボーンのファンになりました。
手がハサミになっているので愛する人を抱きしめられないエドワードの苦悩は、ロックダウンで観客を入れられない劇場とダンサーの苦しみにも重なるなあ
・・・と同時に、
愛する人に自分がふさわしくない、愛しても永遠に抱きしめられる日は来ない、という片思いをエドワードは象徴しているのかな・・・
と思ったら、強烈にこの舞台全編が見たくなりました。
ファンガール人生は、時に愛をどこに向けたらいいのかわからなくなる、そんな乙女な気分を味わうのもクリスマスだから甘酸っぱくて許される。