Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ちょいネタバレNO TIME TO DIE

2021-10-05 22:29:00 | ベン・ウィショー


Qが自宅でクッキング中につけていた日本製エプロンをアマゾンで買いました。こちらにupするのに履歴で商品ページに再訪したら、私がポチったつい昨日は\4800だったのが、今日はなぜか\5334になってて「前掛けも時価だったのか・・・」とびっくり仰天。

このタイプの日本製前掛けはもともと外国人に人気があり、私も海外へのお土産にしたこともありますが、まさか自分用に買うとは思ってもいませんでした^^;

男性用なので、夫にプレゼント・・・と頭をかすめましたが、夫は今丸刈りでQと言うよりボンドなので、その図はあまり見たくないかも。

脱線から入ってしまいました。

あまりにも不明点が多すぎたので、早速また見てきました。2度見して、解けた謎もあり、解けない謎もあり。

それより初見で「クスッ」と笑っておきながら、その後のシリアスな展開で忘れてしまったジョークの数々をまた楽しめ、今度は覚えてきましたよ。

個人的最高だったのは、マドレーヌちゃんに
「あなたの最悪なところはね・・・」と言われたボンドが
「タイミング・・・?」
「それともユーモアのセンスがないところ・・・?」
とマジレスしていたところでっす!!!
英語圏ではタブン男性に対する最悪な評価がこのふたつで、言われた男は相当に自信をなくす欠点です。そしてまさしくボンドってそういう男ですよね!

あとどこに侵入した時だったか忘れたけど、誰かに
「何かヤバイことが起きてる?!」という意味のことをきかれたボンドが
「Constantly.」と・・・字幕は「次から次へと」だったような!
こんな自虐ギャグ言うようなボンドでしたっけ?

これはきっとフリーバッグのフィービー・ウォーラー・ブリッジが脚本に参加したせいですよね。彼女がレッドカーペットに並んでいるのを見て「何で?!出てたっけ?」とおバカさんな疑問を持ったのでしたがそういうことでした。

ところで007といえば男の憧れの姿だったような気がするのですが、ダニエル・クレイグ集大成の本作では、アクションとMへの対応は踏襲してましたけど、女性に対しては全然かっこいいところがなかったと思ったのは私だけでしょうか?

だってエージェントの新007にも、パロマにも、暗がりや寝室に誘導されてお色気を期待しては「そうじゃなかった」目にあうし、マドレーヌと「アイラブユー」や「ジュテーム」を言い合っても、なんだかこのふたりどこをどう惹かれ合ってるのか最後までわからず・・・。私は俳優ダニエルを嫌いではないけど、彼のボンドってどうもかっこよさや色気より哀愁を感じてしまうのです。それでマドレーヌちゃん、この男で本当にいいの?気の毒だから一緒にいてあげてるの?って思ってしまって、ごめんなさい〜〜〜!

でも集大成ではボンドは人としての幸せをとり、それこそがカッコよさなんだとスタッフは言いたかったのか。


そうそう、肉弾戦や銃弾戦が苦手な私も楽しめるアクションがあって、それこそが、秘密兵器開発担当 主任Qの世界。

防弾ガラスとはいえ、撃たれまくりの車内で「ジェイムズ、何かして!」とマドレーヌちゃんにさんざん言われたボンドがやっと口を開いて「OK」と一言つぶやきフロントライトからマシンガンのような武器を放射状にぶっ放しでグルグルとスモークもくもくは「これぞスパイ映画!」なスッキリ感、

そしてそして、武器製造島に潜入したグライダー!翼をしまって潜水艦に早変わり、カッコよかった〜〜〜キュン〜〜〜

そのグライダーを乗せた大きい戦闘機は、英国空軍の本物を地上では撮影したようでした。(空軍のツイートを見かけました)Qはそれに乗って日本海上空あたりを旋回していたということでしょうか、初見ではQの居場所がよくわからなかったんですが、やっと予告編でも見られたゴーグル着用シーンはこのためだったのかと。