「クリムゾン・ピーク」を見て来ました。
ゴシック・ロマンス、自分でもこんなに好きとは思いませんでした。
まだ始まったばかりなので些細なネタバレで感想いきますよ~!
やはり主役3人が「見ていたい俳優」なのは大きいです。ただそこにいるだけでもジーッと見たくなる人達なのに、お人形さんのような服を着て、こんな王子様にはこんなことささやいて欲しい、と思うまんまの台詞をしゃべってるんですもの!
怖~~い形相の幽霊が出て、血も飛び散りまくっても、あまりにも完璧なルックスの3人のおかげで、「これは絵本・・・これは絵本・・・」と心の中で呪文を唱えると恐怖心を克服できます。
トム・ヒドルストンの役は、イングランドはカンバーランドという土地の準男爵です。ジェシカ・チャスティンは彼の姉。ミア・ワシコウスカはアメリカ、ニューヨークの富裕な事業主の1人娘です。
カンバーランド?!クリムゾン・ピークにトムヒ出演が決定前、ベネディクト・カンバーバッチがその準男爵役をオファーされていたことがありましたが、それはダジャレ・・・?!
いやそれはさておき、カンバーランドがどこか、キャビン・プレッシャーで勉強した私は存じております。イングランドの北端、スコットランドの手前です。ゴーストと言えばスコットランドの特産と言われますが、南下して来ていたか(笑)。
そのカンバーランドの中に領土を持つ準男爵様のポストカードを映画館でいただきました。ロゴ入りのクリア・ファイルつきです。
このポストカードは絵柄を変えて3週間配布されるそうで、ええええ~リピーターとなってコンプリートせよというお達しなのでしょうか・・・
公式お知らせ →
物語は、パンフレットによれば「『主人公の純潔の乙女が秘密や宝物や暗い過去を発見し、大きな変化を経て再登場する』という古典的なラブストーリー」で目新しいものではありません。それをある意味リアルに、しかし古典を踏襲して、という入り子のようなこの世とあの世が交錯したような世界をデル・トロ監督は作りました。主人公は小説家志望なので、当時の人気作家の名前がいくつ(みなさんもドキリ!としますよ、お楽しみに)か出てくるのですがそれも文学と現実がつながっている錯覚を起こさせます。おかげでこの世の王子さま準男爵は時空を超えたような存在に私には思えました。めでたし、めでたし。
そうそう、林完治さんによる字幕もとても自然で、登場人物達がもしも日本語を話したらこういう言葉を選ぶだろう、と私も思える文章だったので、「字幕を読んでいる」ということを忘れて物語の世界に集中することができました!私の英語力ではすべての英語会話がスラスラと頭に入って来るわけではないのですが、いつも映画を見てると聞こえた部分だけでも字幕に違和感を感じることがあるのです。日本語の言葉セレクトのセンスや、何を訳して何を切り捨てるかのセンスが、とても私と相性がいいのかなと思いました。
ところで、大作なのだとずっと思っていた本作、公式サイトで上映館を見たら今のところ全国でたったの17館しか公開してないのです。評判を呼んで上映館が増えますように!
そうだ、パンフレットにはミアちゃんとトムヒのインタビューが載っていて、トムヒが演劇の教育で習ったことを言っていたのが興味深かったです。役者がスタッフや機材に囲まれながらどうやってリアルな演技をするのか、という私の疑問に王子さまが回答してくれている~~(妄想すみません)
それとデル・トロ監督のインタビューでは、最初にキャスティングされていたベネディクトがトムに変わったことにより、準男爵も「異なった存在になった」と言っていました。「冷酷さが減り、より動揺しやすくなった」と。・・・それは、もしベネディクトだったら、シャーロックやチョコ王のような動じない冷たさ(表面だけでも)を前面に出し、トムではより繊細になったと・・・?私はこのお話に限ってはやはりトムヒで正解だったような気がします。
ゴシック・ロマンス、自分でもこんなに好きとは思いませんでした。
まだ始まったばかりなので些細なネタバレで感想いきますよ~!
やはり主役3人が「見ていたい俳優」なのは大きいです。ただそこにいるだけでもジーッと見たくなる人達なのに、お人形さんのような服を着て、こんな王子様にはこんなことささやいて欲しい、と思うまんまの台詞をしゃべってるんですもの!
怖~~い形相の幽霊が出て、血も飛び散りまくっても、あまりにも完璧なルックスの3人のおかげで、「これは絵本・・・これは絵本・・・」と心の中で呪文を唱えると恐怖心を克服できます。
トム・ヒドルストンの役は、イングランドはカンバーランドという土地の準男爵です。ジェシカ・チャスティンは彼の姉。ミア・ワシコウスカはアメリカ、ニューヨークの富裕な事業主の1人娘です。
カンバーランド?!クリムゾン・ピークにトムヒ出演が決定前、ベネディクト・カンバーバッチがその準男爵役をオファーされていたことがありましたが、それはダジャレ・・・?!
いやそれはさておき、カンバーランドがどこか、キャビン・プレッシャーで勉強した私は存じております。イングランドの北端、スコットランドの手前です。ゴーストと言えばスコットランドの特産と言われますが、南下して来ていたか(笑)。
そのカンバーランドの中に領土を持つ準男爵様のポストカードを映画館でいただきました。ロゴ入りのクリア・ファイルつきです。
このポストカードは絵柄を変えて3週間配布されるそうで、ええええ~リピーターとなってコンプリートせよというお達しなのでしょうか・・・
公式お知らせ →
物語は、パンフレットによれば「『主人公の純潔の乙女が秘密や宝物や暗い過去を発見し、大きな変化を経て再登場する』という古典的なラブストーリー」で目新しいものではありません。それをある意味リアルに、しかし古典を踏襲して、という入り子のようなこの世とあの世が交錯したような世界をデル・トロ監督は作りました。主人公は小説家志望なので、当時の人気作家の名前がいくつ(みなさんもドキリ!としますよ、お楽しみに)か出てくるのですがそれも文学と現実がつながっている錯覚を起こさせます。おかげでこの世の王子さま準男爵は時空を超えたような存在に私には思えました。めでたし、めでたし。
そうそう、林完治さんによる字幕もとても自然で、登場人物達がもしも日本語を話したらこういう言葉を選ぶだろう、と私も思える文章だったので、「字幕を読んでいる」ということを忘れて物語の世界に集中することができました!私の英語力ではすべての英語会話がスラスラと頭に入って来るわけではないのですが、いつも映画を見てると聞こえた部分だけでも字幕に違和感を感じることがあるのです。日本語の言葉セレクトのセンスや、何を訳して何を切り捨てるかのセンスが、とても私と相性がいいのかなと思いました。
ところで、大作なのだとずっと思っていた本作、公式サイトで上映館を見たら今のところ全国でたったの17館しか公開してないのです。評判を呼んで上映館が増えますように!
そうだ、パンフレットにはミアちゃんとトムヒのインタビューが載っていて、トムヒが演劇の教育で習ったことを言っていたのが興味深かったです。役者がスタッフや機材に囲まれながらどうやってリアルな演技をするのか、という私の疑問に王子さまが回答してくれている~~(妄想すみません)
それとデル・トロ監督のインタビューでは、最初にキャスティングされていたベネディクトがトムに変わったことにより、準男爵も「異なった存在になった」と言っていました。「冷酷さが減り、より動揺しやすくなった」と。・・・それは、もしベネディクトだったら、シャーロックやチョコ王のような動じない冷たさ(表面だけでも)を前面に出し、トムではより繊細になったと・・・?私はこのお話に限ってはやはりトムヒで正解だったような気がします。
本日、新宿で観てまいりましたが、パンフレットは既に売り切れでした……。そりゃあのご領主様を目にしたら買わずにはいられませんよねえ。来週以降に再入荷されると信じて待ちます!
私は蝶とか蛾がリアルに苦手なので、観る前は血とか幽霊以上にそちらのほうが心配だったのですが、大丈夫、何とかなりました。蝶とか蛾を、悪意ある魔物の手先として描いてなくて、イーディスも全く怯えてないから、つられて私も怖くなかったんですね。蝶や蛾にびびってせっかくのご領主様を見逃したりしなくて、本当に良かった♡
え!もうパンフ売り切れですか?!まだ公開3日目なのに?!
きっと入荷第1弾分ということでしょうね^^;
気の毒な蝶の場面は今思い出すと「ううう~」ですけども、
モンスター達の形相がすごくてすっかり忘れてました。
それと私も虫は苦手なんですけれども、大きくて古い家にはありがちなので
あまりショックでもなかったです。
ご領主様は尊かったですよねぇ~
どんなに悪いことをしてもイノセントに見える、
イノセントなんだけれどもスルリと悪事もできそうな、希有なキャラです。
見られた私達は幸せ者ですね~!!ありがたいありがたい・・