前回書いたアレックス・ロウザーのドラマの勢いで、もうひとつ見ました。
同じくネット・フリックスの「ブラック・ミラー」というSFシリーズでもアレックスくんが主演しています。アンソロジーといい1話完結のシリーズで、このお話は約50分ですので気軽に見てみました。
見てビックリ、これがブラックに恐ろしいお話でした。
CPのスクリーンの上にある小さなカメラ、スカイプなどの通信でこちらの姿を先方に映してくれますね。家族や友達とのコミュニケーションツールとしてなら楽しいですが、私の勤務先では、ここにポストイットで蓋をしています。「いつ誰に見られているかわからず嫌だ」とマネージャーが言っているからです。
そして、アレックスくんのドラマエピは「Shut Up and Dance/秘密」というタイトルで、
何者かに恥ずかしい動画を盗撮されて、その得体の知れない何者かにテキストメール攻撃され、「動画を流出されたくなければ命令に従え」と脅されるのです。
もうリアルすぎて手に汗を握りながら見てしまいました。
アレックスくん演じるケニーは、ママの言うことを守る、バイト先でもマネージャーのお気に入りになる大人しくていい子。
細身なので年齢よりもさらに若く見え、怯えながらも秘密を流出されたくないがためにオロオロと言うなりになる少年を見事に演じていました。
アレックス・ロウザーは、私が楽しみにしているドーナル・グリーソン主演の「Good Bye Christopher Robin」にもクリストファー役で出ているそうで、それも心待ちにしてしまいます。
ところで、彼は細身でオロオロした役がうまく、「イミテーション・ゲーム」や「ハワーズ・エンド」ではパブリック・スクールの生徒役が絵になっていたなあ、特に「ハワーズ・エンド」のノンシャランな弟役は板についていた・・・・と思い返していたら、どうも役どころがベン・ウィショーの履歴にかぶるのでは?という気になってきました。
そしたらなんとご本人も、ベン・ウィショーが彼のアイドルなんだとか。それに加え、あのダウントンの大奥様ヴァイオレットのマギー・スミスにも絶賛されたとか。(両方ともWiki)
そんなことを知ったら、アメリカの映画「Freak Show」では超保守的なハイスクールの新入生を演じているとかで、これも是非見たいです。
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