お金持ち紳士役のかっこいいマーティン・フリーマンと、気弱な黒魔術的趣味を持つティーン役のアレックス・ロウザーくんが見どころのホラーでした。
もともとはウエスト・エンドのヒット舞台の映画とのこと、監督/脚本のジェレミー・ダイソンはマーク・ゲイティスさんも所属するリーグ・オブ・ジェントルマンの人です。主演のアンディ・ナイマンも共同で監督/脚本をてがけています。
しかし、マーティンが主役かと思ってたら、そのナイマンさんが実は主役で・・・まあマーティンも重要な役どころではあるんですが、脇役です。
アレックス・ローザーくんに至っては思ったより出番が少なく、ただし彼の場合大きいスクリーンのせいなのか、彼の演技力に改めて感銘を受けました。すごかった!顔の表情とか話し方とか、ちょっとベン・ウィショーを思い出すほどに自然なのに不思議なインパクトがあり、そこに魔法の魅力が振りかけられていて、これが見られただけでも映画館に行った価値がありました。
ホラーはダラダラと脅かされた気がするのですけど、全体にはしっかりプロットがあり驚愕のラストは斬新ではないものの、予想できませんでした。
英国の景色とインテリアはもちろん楽しめます。
マーティンのキャラが抱っこしてた生き物がとても気になったけど最後まで正体はわかりませんでした。これの意味はわからないけど異形の我が子という設定は好き。
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