10/4に書いた「僕と世界の方程式」に引き続きエイサ・バターフィールドの「キミとボクの距離」(2017)も見ました。
タイトルに「ボク」ばっかりついてていいのか?!と突っ込みたくもなるけど、16歳だし「オレ」ってキャラじゃないし。だが「方程式」から3年経ってもやっぱり天才肌の普通じゃない人
=「方程式」では自閉症の数学の天才少年
=「距離」ではさらに進んで、人類で唯一の火星生まれの子供
これは、もうエイサくんにしかできない役、エイサくんのために作られた映画と言えます!
火星人って重力が小さいので足が長細いクラゲみたいな想像図が多いじゃありませんか、エイサくんの常人離れしたスリムな体型があってこそ、火星生まれの説得力があるわけです。
ですので、もうこれは御伽噺としてエイサくんの良さを味わうためにある映画。
宇宙飛行士が出発の直前に健康診断をしないなんてシロウトの私にも「ありえない?!」と思えるのですが、宇宙に打ち上げられてから妊娠に気がつくという設定も、もっと他の理由にできなかったのかなあ〜とも思うのですけど、
ゲイリー・オールドマン演じる宇宙開発会社の創始者/社長が会社の利益のために宇宙で子供が生まれたことは秘密にするのも、すぐに子供の父親はこの男だよね、ってわかってしまうダメっぷり。もっと冷酷なキャラにならなかったのか。。。
と思いながらも、この世でたった一人の火星産まれ人類で科学に強い少年が無茶をして地球に冒険に来る様子を見守ってしまうのですよ。
エイサくんももう21歳なので少年の役から青年の役へと変わっていく最中ですが、この宇宙服の役が見られて眼福です。かわいければ全てよし。
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