ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

こういう日が増えるかも、です。

2021年01月23日 00時36分57秒 | ニュース
つい先日も「予約が無い日は休む」で急遽の休みを頂きました。

昨日は「予約が無くても営業」しましたが、「アレ」のお陰でボウズは免れたのですが・・・

今日も連続して予約がありません。

申し訳ありませんが23日の今日、お休みを頂戴します。

例によって、そういう日は短時間ですが電話番に店に出ます。(概ね3時間程)

また確実なお問合せやご予約はSNSのメッセージ機能(Facebook、Instagram、Twitter)でお願いいたします。

緊急事態宣言が解かれるまでは、こういう日が多くなるかも、ということを前もってお知りおきくださいまし。

時折は「アレ」をいたしますが、しょっちゅうと言う訳にもいきませんことご理解いただければ幸いです。

また、24日、26日の営業は決まっていますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
(既定の月の休みは25日と28日です。併せてご記憶ください)


       樋口誠

超久しぶりに「アレ」、そしてこんなん出てきます。

2021年01月22日 00時24分04秒 | 「ブログ見たでえ‼」
緊急事態宣言中は「予約が無ければ休む」と言っていますが、あまり頻繁に休むと忘れられかねませんし、身体が鈍ります。

で、今日も予約がありませんが、休まず「アレ」をいたします。

時期が時期ですので「アレ」の詳細は書きません。

気になる方はご連絡くださいまし。


また、たまたまですが、今日からこんなんが出てきます。


写真左のワイン。マグナムサイズのでかい奴。
右は比較サンプルで置いた通常サイズ。

背が高すぎて収納に困りました🤔

でも、なかなかええ感じのオモロイワイン。

アルザスの名門の息子が手掛けています。

6本のみ使いますので、気になる方は「何と合わせるんやろ?」と言うことも含め、お試し頂ければと思います。


       樋口誠

6年前だそうです。

2021年01月21日 00時20分47秒 | ちょっと休憩
一昨日来られていたお客様としていた会話。

「最近の子供は」という話です。

こういう始まりだと「最近の若いもんはダメだ」的な捉えられ方をするかもしれませんが、その逆です。

私、結構過去にも書いていますが「最近の若い人は頑張っている」と感じていて、そのお客様も同じ意見でした。

その方が話し始めた時に「我が意を得たり」と・・・・

そして、その時に最近見たニュースでのシーンを思い出して話しました。


6年前、小学6年生だったサッカー少年は抽選に当たり、来日中のスーパースター【クリスティアーノ・ロナウド】さんとステージ上で話す機会を得たのです。

そして少年はメモを開き、たどたどしくポルトガル語で質問します。

明らかに「カタカナで書いたポルトガル語」ですので発音やイントネーションも正確では無かったのですが、ロナウドは「うん、うん」とうなずきます。

その時、記者席から少年を笑う声が漏れてきます。

ロナウドは対面していた少年から半身を捻り、ステージの前に陣取る記者たちに向かって言い放ちます。

「なんで笑うんだ?」「私には少年の質問は充分分かった」「なぜ一生懸命していることを笑うのか?」と・・・

素敵な話です。

ちなみに少年の質問は「どうしたら貴男みたいにサッカーが上手くなれるのか?」「僕はプロになってロナウドさんとプレーがしたいが、どうすればいいか?」的な感じだったと記憶しています。

そして6年後の今年、彼は全国高校サッカーで山梨学園高校の選手として優勝を果たします。
決して「大活躍」ではありませんが、ロナウドの言葉が彼を支えたようです。

素敵ですね。

少なくても私の前後の世代は、もっと頼りない人が多かったと思います。。

バブルに甘やかされ、戦争経験者でもなく、若い頃困窮時代を過ごしておらず・・・

いや、素晴らしい人もいらっしゃることは承知していますが「最近の若い人」は頑張っているのです。

大人はついつい若者を見下したり、馬鹿にしたりしますね。

ですが自分の若い頃の失敗を思い出してみましょう。

逆に若い人には簡単に「老害」「時代遅れ」などと言わず、一歩踏み止まって「先人の年輪」の中に潜む「老練な技術や知恵」を見つけたほうが得策です。(私に探しても何も見つかりませんが・・・)

そむりえ亭の若者(と言っても30歳オーバーですが)も負けじと頑張っています。

         樋口誠

PS:記者と言っても担当は違うのでしょうが、政治担当記者には政治家に対してこそ失敗をついて欲しいものです。むしろ「嘲笑って」も良いんじゃないでしょうか?

「強い権力に対しては強く、弱者には優しく」がマスコミのあるべき姿勢だと思うのです。

ごめんなさい‼ 今日は休みます。

2021年01月20日 01時31分37秒 | ニュース
「予約が無い日は休む」と申し上げていましたが、今日がその日に当たります。

申し訳ありませんが、今日20日(水)はお休みにさせていただきます。

店には電話番で数時間おりますが、ご予約やお問合せはSNSのメッセージ機能(Facebook、Instagram、Twitter)が便利です。

明日21日は間違いなく営業いたします。

どうぞ宜しくお願いいたします。


         樋口誠

1月下旬のスケジュール

2021年01月19日 00時34分11秒 | スケジュール
今月下旬のスケジュールを改めてご案内させていただきます。


営業時間:17時半オープン、20時閉店(19時飲料提供終了)

料理はワイン付きコース。(若干のアラカルトあり)

17時半、若しくは18時前迄にスタート頂ければコースとそれに合わせたワインをご堪能いただけます。

25日(月):お休みを頂戴します。

28日(木):お休みを頂戴します。

また前日迄にご予約が入らない日は臨時休業とさせていただきます。

今のところ、19日、21日、24日、26日はキャンセルが無い限り営業確定です。
どうぞ宜しくお願いいたします。


         樋口誠


ちょっと嬉しい傾向

2021年01月18日 00時34分21秒 | ワインの事
長い間、ソムリエをしてきて、私が取り組んできたことは「マリアージュ」一本です。

決してダジャレではありません(笑)


ワインを主役にしない。

料理を引き立てる。

有名な、そして高価なワインを誉めそやさない。

普通のワインが良い仕事をする。


そういうマリアージュ。(あえてペアリングとは書きません)

嬉しいことに、ここ暫くの間でマリアージュについてSNS上で提案するソムリエが東西を問わず増えてきました。

しかも「教科書とは違うで」的なマリアージュ。

それが良いんです。

嬉しい傾向です。

そう言いながら、私のソムリエ歴の中でも、その方法は随分と変遷を経ています。

手に入る素材も、

料理法も、

ワインを提供する場所も、

全て時代とともに変わっていますから「新しいマリアージュ」が生まれて当然です。

逆張り、とも言われる「魚に赤」「肉に白」

そむりえ亭のお客様は経験済みだろうと思います。

ちなみに前店舗の近くにあった某全国的な調味料会社の「味研究室」(と言ったと思います)の方々が「鮨」「鍋」をテーマにマリアージュを勉強したいとして、一緒に試したことがあります。

沢山の鮨に、鍋に、16種とかだったと思いますが沢山のワインを合わせて実験します。(鮨と鍋は別の機会にしています)

私は一言も余計なことを言わずに、同時にテイスティング。

彼らには「想像の外」の発券があって面白かったようです。

「え、どんなんやったん?」という方は聞きに来てください。

ま、ソムリエが何を言おうと全ては結果ですから、お客様が判断をすること。

是非「そのソムリエなりの美味しい食事」を試してください。

そして、それがお家でワインを頂くときに役に立てば本望かな、と思っています。

            
      樋口誠

相手は「自然」です。

2021年01月17日 00時48分38秒 | 日記
この1年のコロナ禍で日本も世界も大混乱です。


しかし、今日はコロナ以外にも心を戻す日でもあるかもしれません。


1995年=26年前の今日早朝5時46分。

阪神淡路大震災です。

大阪市内浪速区に住んでいた私は寝入りばなを叩き起こされました。

大阪ですから、神戸を中心とするエリアの方からすると「そんなん、たいしたことない」ってなもんですが、それでも恐ろしくなってテレビを点けますが、状況はなかなか明らかになりません。

居ても立ってもいられなくなります。

徒歩で勤務してたホテルまで出掛けました。

行く道々で崩れた壁や割れたガラスが散乱しています。

「え、どうなってるんや?」です。

暫くして「淡路島や神戸がえらいこっちゃ」と判ります。

そして数日、事態の悲惨さが浮き彫りになってきて、上司に「救援活動をしよう」「同僚も沢山住んでいるし」と持ち掛けます。

残念なことに剣もほろろに断わられ悔しい思いをしたことが思い返されます。

復興に何年掛ったでしょうか?

いや「未だ復興していない」というケースもありますね。

その16年後の2011年、東日本大震災では地震に加え津波。

そして原発事故。

原発は「人災」と言っていいかもしれませんが、しかし、これも自然に抗えないという証左です。

また、ここ数年の豪雨災害。

我々は天災には中々「想定内」では太刀打ちできないことを再び学びました。

コロナも同じく自然からの=「天災」

震災(を含めた天災)と同じように復活には時間が掛かるのだろうと思います。

辛い事ですが、復活復興出来る日まで「気持ちを切らさずに」に過ごしたいと思います。


あ、今日のお客様の事例。

・大きな会社に勤める方。出勤者は3割のみを実行されている。

他の方のお話も含め、前向きに対処している会社や店も多い、という確認が出来ています。

「みんな緩んでるねん」ってことでもないのです。

ご報告まで・・・・・


             樋口誠

たまにはワインの事も・・・

2021年01月16日 00時24分26秒 | ワインの事
このブログを始めて12年半。

最初の頃はワインの事も随分と書きましたが、ここ暫くは「たまに」書く程度です。

もとより「特定のワイン」や「お高いワイン」に関しては書く気にもなりませんが、それにしても「そむりえ亭」の名前からすると少なすぎるのかもしれないな、と反省しています。

と、いうことで・・・

ちょっと「好み」について。



先日、妙齢のご婦人グループがお越しになりまして、その時の話。

皆さん、ワインスクールに通われているとか。

ですので、そこそこお詳しいのです。

しかし、ご主人は違うらしく

「私が飲みたいワインを開けても興味を示さず、安もんばかり飲んでいる」

「ボルドーみたいなのが好きと言っていたが、急にピノノワールも美味しいと言い出した」

実は味覚ってそんなものですよね。

子供の頃に好きだったものが大人になると変わってたり、大阪人の場合「納豆なんて食べるもんちゃう」と言ってたのに「納豆なしでは朝食が寂しい」と言い始める人も少なくなく、「渋いワインが苦手やったけど、いつの間にかそればっかり」となったり・・・・

そんなことは身の周りでしょっちゅう起きています。

だいたいワインの好き嫌いに関していうと、多くの場合は適切に飲まれていないことで疎まれていただけのものも多く、好きになったワインは出会いの環境が良かっただけかもしれません。

少なくても私にはワインの好みはありません。

例えばお茶縛りでいうと「麦茶」も「緑茶」も「抹茶」も「紅茶」も「烏龍茶」もその時々で何を飲みたいか?も変わります。

いくら「焼き肉が好き」「キャビアが好物」とはいえ、毎日毎日続くと辛くなり

お茶漬けはメインディッシュには物足りなくても二日酔いの日には愛おしくなるものです。

ですから同様の理由で「ワインに好みは作らない」ことは幸せの近道かなと・・・

出会い方、マリアージュ、ボトルコンディション(温度や澱、保存環境)等々によって、或いは誰と飲むかによっても美味しさは変わるのです。

っていうか、好みを公言していると「周囲の忖度」で違うワインと出会う機会が閉ざされてしまいます。

手前味噌ですが、そむりえ亭ではグラスワインで合わせますので一回の食事で何種類ものワインを楽しめます。

「一つの好みに縛られないで良かった」と言って頂けるように精進したいと思います。


         樋口誠

「しょんべん臭い」話です。

2021年01月15日 00時16分16秒 | 日記
読書が苦手の私も中学生頃は少しは読んでいました。

好んで読んだのが戦中の哲学者「三木清」さん。

彼曰く(原文とは違いますが)「すべての事が必然なら、誰も希望というものを持たないであろう。またすべての事が偶然なら、これもまた希望することをしないだろう」

また「偶然のことが必然の、必然の事が偶然の意味を持つが故に人は、そういう人生を運命と呼ぶ」と・・・・

「希望と運命は裏返しである」

確か、そう言ったことを説いていらっしゃったと記憶しています。


誰しも、そういう中で「計画」「予定」「反省」などに至る訳です。

「仮定を組み立て」「希望する方向を決め」「手だてを考える」

私はちっぽけな店の経営者ですが、毎日がその連続ですし、また、それが中々叶い無能な男です。

それでも毎日考えることを止める訳にはいかないのです。


ところが【Sさん】は「仮定の話には答えられない」とテレビの前で言っています。

ざんね~~~~んです。

あの方個人の人生の事なら仕方ありませんが、多くの方が入院も出来ず自宅で亡くなったり、大きな病院でコロナ対応の為に産科などをストップして、多くの方は職を失くし・・・・そう言うことの是正を考えるなら「仮定の話」を沢山組み立てていただきたいのです。

中には「そんなことを書いても始まらない」という人もいますが、声を挙げなければ届かないのは必然。

偶然のことが偶然で終わり、そのままだと倒れるという必然を導き出してしまうのです。

届かないかもしれないけれど声を挙げれば、何人かが集って「こよりの様に」強くなり、場合によっては「綱のように」太くなっていくと希望しています。

ちょっと「しょんべんくさい」ですね💦

まあ、このへんで・・・・・


さて、20日頃から「大寒」を迎えます。

この2,3日は暖かいようですが、油断せずに緊急事態宣言中の静かな営業を乗り切りたいと思います。

昨日も17時半スタートのお客様は19時までにワインを注ぎ終わり、良い感じでデザートでフィニッシュ。

小声で言いますが・・・・・お待ちしています・・・・


          樋口誠