つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

七人の敵がいる・・・加納 朋子

2012年04月12日 | 本・・・

もも吉さんのブログで紹介されていた本。

昨日、旦那と『デート』した。

私が好きな作家の個展を観、好き嫌いの多い末っ子がいると入れない天麩羅屋さんで天丼を食べ、

でかくなった末っ子の下着や靴下を探し、ウインドーシッピングを楽しみ、最後はお決まりのジュンク堂。

あれこれかごに入れて回る旦那の隙に、こっそり混ぜ込んで一緒に買ってもらった。

帰って、ページをめくりだしたら止まらなくなった。

あははははは~~~

いやあ、もう、うなづくことばかり・・・・・・

私は兼業主婦ではなく、専業主婦でPTAに関わったけれど、似たような思いを経験している。

ああ、どこも状況は同じなんだ。変わらないんだとあきれながらも、楽しくなった。

これは小説だからおさまりどころが用意されていて、それだけが実際とちがうかなあ~~。

 

もうドラマが始まっているのよね…まあ、この微妙な平衡感覚、今のテレビドラマ制作者では難しいだろうなあ・・・

この手のものはモンスターペアレントってくくりでしか話を組み立てないからねえ、あの人たちは・・・。

 

今朝、だんなに「読み終わっちゃったの」と言ったら、

「せっかく買ったのに、もったいない。もっと時間かけて楽しみなさい」と言われた。

 

コメント (4)
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映画三昧 2

2012年04月12日 | 映画

娘がいなくなる前にアップしようと思いながら・・・・・・。

いやあ、よく観たなあ~

* 告白

公開された当時、話題となった作品。あのころ子どもたちが「観に行きたい」と言っていたが、なんとなく行きそびれやっと観たのだが、

うーん…話題になったのが、どう言う理由だったのかなあ…という感じです。


社会や大人が、直接踏み込むことのできない“教室” そこに持ち込まれた“闇”

松たか子が秀逸。 彼女でなければ、この映画は絵空事で終わっただろう。

彼女の力がこの物語を進めていた。

さて、どうなんだろう・・・・・このごろ、この手のややこしい、いささか猟奇的な作品が流行っているように感じるが、

そういうムードが実際にあるのだろうか?

この映画でいうと、事件の元が「少年Aの、母への恋慕」だったのが、どうもすとんと胸に落ちない。 

中学生、そんな簡単なもんなのかなあ・・・・・・?

* 大奥 

言わずと知れた“にの”の主演映画。

これは公開当時娘と観に行ったのだが、新作5枚で1000円のレンタル枚数に届かず再度のチャレンジになった。

再度、娘と並んで観ながら「にのじゃなかったらみないよなあ」というのが共通の感想だった。

ところで、堺雅人で続編が作られるとか…残念なことにお手軽に作られてしまった感の“にの”版「大奥」だが、堺雅人なら、どう演じるのだろう。

ちょっとわくわくしている。

* ブラックスワン 

最終の画が、そこまでバレリーナってやるもんなんだという単なる傍観者の感想になってしまった。

バレエマンガが嫌いでないので、よく読む。 槇村さとる、有吉京子、山岸良子・・・・・

主人公の内面が育つことによって踊りが変わる様子が、どのマンガ作品でも描かれている。

そういうことなんだろうが、私にはこの映画、ちょっとグロテスク過ぎた。

バレエに対して私の持っているイメージのせいかもしれないし、映画という媒体がそう感じさせたかもしれない。

ナタリー・ポートマンはきれいだし、はかなげさも十分で、ダンスも魅せていた。

* ちょんまげプリン

いやあ、単純に笑った。

子どもの頃、こんなことを誰もが想像したのではないだろうか。 

たとえば 「もし江戸時代にタイムスリップしたら?」 「もし沖田総司が今にタイムスリップしてきたら?」

それを映画にしちゃった!みたいな軽い感じが楽しめた。

実際にこんなことが起こったら、とてもとてもお侍さんがいるだけでその違和感はひどいだろうけれど、そこは映画だし、錦戸亮君だ。

さらっと融けこんで見せるし、実はお侍さんという人物がケーキコンテストで腕をふるっちゃうなんていうハチャメチャもありかなと思わせる。

でも、そこそこにきらきらときらめく「伝えたい思い」があり、娯楽映画と侮るなかれという感じ。

でも、これを映画館に観に行くかというと、それは私に関しては無いなあ。

私が若いころは、映画は映画館に行かないと観られなかった。 今は、凄い世の中になったもんだ。

* おとうと 

 

吉永小百合・笑福亭鶴瓶主演 山田洋二監督の名作。

次女は、加瀬亮・蒼井優 目当てだった。 この時SPECの再放送を楽しみながらの、この優しくて髪の毛の多い加瀬君に、二人で笑ってほわっとした。


寅さんばりのどうしようもないおとうと。 親戚一同から総スカンのおとうとに、常に優しく接する姉。

吉永小百合だからありえるよなあと思うほど、とにかく「優しい姉」だ。

今、こういう優しい存在というのは貴重ですね。凄いよなあ・・・。

しかしこの映画も、おとうとが癌で亡くなるという結末だった。 多いなあ、・・・・・・みんな、癌で死んじゃうんですね。

10年前はともかく、今は「癌は死病」という言葉が死語になっていると感じるのだけれどなあ。

 

 

これで、娘と過ごした映画三昧は終わりです。

これまでは娘に引っ張られるようにレンタルビデオを借り、映画館に向かい、多くは無いが映画を楽しんできた。

「コナン観に行きたい」という末っ子に、それじゃなくて…などと思ったりもするが、

とにかくこれからは、自分で映画を観る努力をしなければいけない。 好きな映画から離れないようにするには、それしかない。 頑張ろう!!

コメント (1)
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