つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

8月~12月に読んだ本

2014年01月18日 | 本・・・

昨年8月から12月に読んだ本

ポーランドのかわいい陶器 ポーリッシュポタリー (COSMIC MOOK)ポーランドのかわいい陶器 ポーリッシュポタリー (COSMIC MOOK)
読了日:12月24日 著者:鳴川睦
密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)
読了日:12月21日 著者:佐々木譲
文・堺雅人 (文春文庫)文・堺雅人 (文春文庫)
読了日:12月21日 著者:堺雅人
くじけないで 文庫版くじけないで 文庫版
読了日:11月22日 著者:柴田トヨ
刑事のまなざし (講談社文庫)刑事のまなざし (講談社文庫)
読了日:11月17日 著者:薬丸岳
ローカル線で行こう!ローカル線で行こう!
読了日:10月29日 著者:真保裕一
3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)
読了日:10月4日 著者:羽海野チカ
Mac People (マックピープル) 2013年 11月号 [雑誌]Mac People (マックピープル) 2013年 11月号 [雑誌]
読了日:10月3日 著者:
ネコと歩けばネコと歩けば
読了日:10月3日 著者:岩合光昭
NHK 趣味の園芸 2013年 10月号 [雑誌]NHK 趣味の園芸 2013年 10月号 [雑誌]
読了日:10月3日 著者:
走れ!T校バスケット部走れ!T校バスケット部
読了日:9月11日 著者:松崎洋
プラチナデータ (幻冬舎文庫)プラチナデータ (幻冬舎文庫)感想
どう言ったらいいのだろう?この作家の本でよく感じることだが、物語として文字に現れてこないというよりも、読者に知られることのないように文章に起こさないでいるような・・・本と読者という自分の位置を思い知らされるような感覚があった。さすがに読み切らせる面白さがあるのだが、どうも「私は単なる読者なんだ」というあの感覚が、ちょっと不愉快な気分を起こさせる。
読了日:9月10日 著者:東野圭吾
桐島、部活やめるってよ桐島、部活やめるってよ感想
評判のこの本、著者が19歳で書いたということに最大の魅力があるように感じた。私がその年にはこんなに物が見えていなかった思うし、最後まで読ませるという筆力も素晴らしいと思う。でも、私が感じたこの本の魅力はそれだけだった。年齢を重ねて同じテーマで一冊書くべきだと思う。そのときに何度もでも何度でも再読したくなるようなものが書くことができたなら、この本は良本と言えるのではないだろうか?まだまだ未熟と思う。
読了日:9月9日 著者:朝井リョウ
調査情報 No.514調査情報 No.514感想
「半沢直樹」に魅かれて読んだが、「あまちゃん」がメインだった。ふむとうなづくことも多く。面白かった。それ以外の読み物も手ごたえのあるものだった。
読了日:9月8日 著者:
天気と気象についてわかっていることいないこと (BERET SCIENCE)天気と気象についてわかっていることいないこと (BERET SCIENCE)感想
ご縁があって手に取った。私は、内容を十分に理解できたとまでは行かなかったが、熱意は十分に伝わってきて、それがとても爽快だった。素人でも、ちょっとかじった気にさせてくれる良質の本だと思う。
読了日:9月8日 著者:筆保弘徳,稲津將,吉野純,茂木耕作,加藤輝之,芳村圭,三好建正

 

 

 

そして昨年一年間の記録です。

2013年の読書メーター
読んだ本の数:118冊
読んだページ数:32453ページ
ナイス数:254ナイス

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写真館

2014年01月18日 | 徒然に、

今は「フォトスタジオ」というのだろうか?私の子どものころは「写真館」といった。

まだ家庭用カメラの価格が高く、扱いも難しかったころの話だ。写真はプロに撮ってもらうものだった。

何か機会があると写真館に行って“家族写真”のようなものを撮ってもらったように思う。

写真館は少し埃っぽいにおいがして、家には決してない猫足の椅子やテーブルがあった。

立ち位置や座る位置、手や足、顔の位置、丁寧に丁寧にポーズや表情をつけられて、

さあ皆さんレンズを向いて…とシャッターを押されたものだった。

焼きあがった写真は、薄暗い印象の写真館で撮ったものとは思えないほど明るく、時に温かく感じるものだった。

 

デジカメ全盛時代に逆行するかもしれないが、私はフイルムで撮った写真が好きだ。

撮り手の考え方によるのかなとこの頃は思うようなったが、

どうもデジカメで撮った写真は薄っぺらく奥行きが感じられないものが多い。

それぞれに長所短所があり、好き嫌いがあるから一概にどうのとは言えないが、

このたび、成人式のために晴れ着を着た娘の記念写真をお願いしたのは、

東側に大きく窓がとられ、とても明るくて今風で気持ちのいい雰囲気の近所のお店にお願いした。

ここは、ママ友に話してもあまり知られていない言ってみれば“穴場”

予約の電話をしたら「美容院が終わったらいらしてください」と実にゆったりとした返事だった。

自然光にこだわっているので、撮影はお日様が上がっている時間だけという注意書きがある。

冬場は午後2時ごろまでなんだそうだ。着付けをやってくれた美容院でもセットで写してくれたが、娘に話したら、

「自然光で撮ってもらいたい」といった。

当日はあいにくの吹雪。足元の悪い中、慣れない着物に悪戦苦闘の娘を運んだが、

出来上がりの写真を見て、大変だったけれどここにしてよかったと思った。

 

娘の緊張をほぐすことも含めてデジカメで何回か試し撮りをし、露出をきちんと確かめて、

一眼レフで撮られたその一枚は、娘のはにかんだ笑顔をばっちり写し取っていた。

着物の優しい色合い、奥行きもあり、晴れ着を着たという印象を感じさせてくれるものになっている。

思わず出た一言が 「うわあああ、可愛い」

その手ごたえは、子どものころ写真館で写したものを初めて見たときのあの感じに似ていた。

 

デジカメでスナップ撮りしたものもサービスでと手焼きに焼いてくれた。

「写真は記念ですから」

あまりあれこれ宣伝しない若いご主人の、これだけの腕をもっているのに普通の住宅地に店を構えてやっていこうという気概。

そして、プロの仕事を感じた。

すごいなあ、これはお金をはらってもいいと思う、いやそれ以上の価値のある写真だ。

 

着物の手入れの時にお世話になった姉のお友達に、スナップを送ればいいと考えていたが、

この一枚でお届けしたいと思い、焼き増しをお願いした。

ああ、いい写真だ。またいつか機会があったら撮ってもらいたいなあ・・・。

 

 

 

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