センター試験が終わり、2月に入れば私立大学の二次試験が始まるのだろう?
国公立は末になるのだったろうか?
そんなメジャーリーグが一段落した3月の頭に、札幌では公立高校の受験が行われる。
願書を提出するのは今月で、丸々一か月も間があく。
大学受験で高校側がそれどころではないというのが今ならよくわかるが、
中学生の親としてはこの一か月が長い。
とりあえずそういう順番で事が進むのだが、
今朝の新聞に公立高校の倍率が発表された。
暫く高校受験から離れていた私からすると、かわいいもんだと感じてしまった。
2倍を超える高校なんて北海道中を探しても今のところ、1校しかない。
みんなが行きたい大学はどこもかしこも、受かる人数よりも受からない人数のほうがはるかに多い。
どんなに頑張っている子どもの姿をみていても 倍率が発表されると
椅子取りゲームに参加しているような気分に陥り「これは無理だわ」と思えてしまう。
そんな状況を見慣れてしまった親だから、末っ子が志望した学校のそこそこ結構な倍率でも、
「気持ちよーく、あたって砕け散っちゃいな!」と気軽に言ってしまう。
合格することが目的じゃない、挑戦したらもうそれでよいのだ。
結果はあとからついてくる。
上の子たちのおかげで、そういうことが身に染みてわかるようになった。
兄や姉の奮闘は見てきていても、初めての末っ子は心臓がバクバク言っているようだ。
とてもいい経験だと思う。
受かろうが落ちようが末っ子の人生は続いていく。
無くなっちゃうわけじゃない。
どうなろうと親はどんと構えているしかない。
どんなに心配でも、これだけはしてやらなくっちゃ!